乳飲み子第2弾 | 一般社団法人 ベビーキャット レスキュー

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昨日 茨城のセンターより電話があり少し大きめの元気そうな子たちをIさんが引き出しました。


ぐちゃっとしててなんだかよくわからない。
よーくみたら5匹。
端っこに白猫いたポーン


生後10日。最低で200g欲しい。
170〜200gくらいだそう。


三腹いて、一番元気そうな5匹と弱ってる3匹、もう一腹は生まれたて。というわけで元気で少し育ってるこの子たちを選択。


子猫のセンター到着が遅かったのもあり、引き取りが夕方の時間。その後夜哺乳してみると、白猫が飲まないって、おしっこの出を確認すると少ししか出ないと滝汗
真夜中に補液の指示をしてやってもらい寝ようかと思ったら。。


「これから連れてく‼️」って。
ええーーー??
ミルク飲めないから危ないって真夜中の搬送になりました。DASH!


到着がAM5時5分。
仮眠なしの深夜勤状態。
Iさん土砂降りの中運転してくる。


全員観察して、哺乳してみて下手な子たち3匹をピックアップし預かる事にしました。


サバ白 ♀188.5g
三毛  ♀212g
白   ♂178g

白猫くんがあまり動きがなく哺乳瓶の拒否が強いので具合が悪い可能性も考えて要注意。
基本的には、ママのおっぱいじゃないから嫌って言う拒否です。
おしっこの方も出にくい子もいてこちらも少し難易度高し。


日本猫系女子。早々お目目開いてました。
ちっこい頭にちっこいお目目。
安定の可愛さは日本猫の子猫。



洋猫系ミックス女子。顔ぺったんの離れ目。
頭でかいびっくり まだ目が開いてません。
洋猫系の子猫って赤ちゃんの時は可愛くないでーす。これはいったいなに?っていう顔してます。
でもだんだん可愛くなる。
は・ずグッと見込んでます。



ふわふわ白猫。後頭部に薄茶出てます。
目は開きかけ。
吸い付きが一番悪く、タイミングが難しい。
目やに出ていたのでかるーく風邪ウィルス入ってるかも。。様子観察です。
白猫は弱いゲローと相場が決まっている。
そのつもりでやらないと痛い目に合う。





Iさんちの二匹下矢印



三毛とサバ白のメスちゃん達。
こちらも可愛かったです。
お顔の写真が来たらまたあげます。


     オッドアイ猫


第一弾の子猫達はYouTubeに載せた子たちです。
体重400gを超えて男子達は離乳に入っています。
女子のペルナちゃんは4/12の朝に下痢で急変し
うちに来ておりました。
💩出過ぎてぐったり、ミルク飲めなくなりました。
午前中(私はzzz)Hさんより電話スマホ
起きてから(午後)でもいいか?の私の問いに
いや、なるべく早くという返事。
補液だけすぐにして、と指示し
大慌てで起きて、いつもは寝てる午前中に車を走らせ待ち合わせの場所に車


移動中少しはっきりして動きが出てきたペルナ。
きた時うんちまみれ。
Hさん宅では正気が無かったとの事で保温だけでそのまま移動。
お尻を洗ってミルクは薄めで少量からカテーテルで開始、すでにお昼近い。朝からなにも入ってない。
お薬も使用。


早急に移動して即処置できたせいか回復は早く次の日には哺乳瓶が使えるようになりました。


うんちが大量でぐったり。なのであればうんちを待って。と思っていたらいつまでも出ない。。
触診しても大して溜まってない。



うちへきて7日目にしてようやくたっぷり良い💩が出ました!20センチもあるか?ポーンという💩でやっぱりミルクの飲みは落ちました。
でも3〜40分休んだらがっつり飲めたので良しOK

たった一週間だけど写真見比べると成長してる。
大人びた顔つきになってきた。
って、まだこれから離乳ですけどね!!

ペルナ明日Hさん宅に、兄弟のもとに帰ります。



     黒猫



この2件。
ちょっとメンバーの成長が見られて感慨深い。
書きながら思ったんですけど。。
2人とも私の指示待ちだけではなく、私を動かしています。
ダメ!すぐに!!って判断し、菊地に連絡。
強引に事を進め、お願いします!!と。


茨城の件は県をまたぐ移動。
実は私はOKが出せず決めかねていました。
でもIさんは待ってなかった。


夜勤だなぁと思いながら搬送を待つうちに。。
Iさんの「引きうけた子猫だけは助けたい。」
という言葉が思い出され、頭の中でぐるぐる。
緊急、、
あ。これは不要不急じゃない。
って気がついた。


Hさんの時も私が引き取って報告してるときに
「即移動は大事だよね。」と、、
そのあと「自分で見れないからだけど。。」


この自分で見れない!これは無理。がわかる。っていうのがまず経験を積んでこないとわからないんです。
また、異常な状態を報告した時に待ってる場合じゃない。これがわかる。というのも経験を積まないとできません。


FBをオンタイムで見てる方が状態悪化の子猫が私の手元で良くなっていくのを見て、私がすごいと思っちゃう方が多いのですが、ひとえに異常に気がつき移動が早かった。それにつきる。
獣医でもどんなスキルがあっても、時が経てば助けられない。 


即移動が大事。
みんなの中では合言葉のようだったり呪文のようだったり。。


乳飲み子は時間との戦い。
身をもって体験して成長してるメンバーにとても力強いものを感じた出来事でした。


生きてる子猫を見るって事はいつ何が起こるかわからない。そのたびに、臨機応変な対応をしていかないといけないわけで、そこが難しいところでもある。


コロナの影響でどこもダメージを受ける中、うちはシェルターが無かった事が逆に今はラッキーでした。家賃や光熱費の出費はない。
それがあったら来月には破産でした。


本拠地を作りたいとか考えてたけど、こんな事が起こると、このまんまが安全でいいや。なんて思ったりもしています。


来週にはたぶん東京も乳飲み子が出そうな気がするぞーー。頑張ろ。
メンバーも頼もしいから支え合って頑張れる。