またまた久しぶりになってしまったブログです


こどもたちの風邪もようやく落ち着いたと思ったのですが…


長女の様子がなにか変…


普段は長男、ボクと

三人で入ってくれるお風呂を完全拒否


さらにカノジョの気配が少しでも感じられなくなると泣くように…

とくに大変なのがカノジョのお風呂タイム

やっとお風呂に少しの間つかれるようになったのに…


長女の泣きながらの見学に


ササっと洗うだけに…


(大好きな海苔ケースを持ってカノジョの入浴シーンを見学してます…)


こんな日が二日続きました

もしや…


はい。


また風邪の再発でした…。


その後、長男も仲良く風邪をぶりかえし


おとなしくおうちの中の日々…


やっと本日、ふたりとも落ち着き


長男は元気に幼稚園にいってくれました


長男も長女も風邪や何か困った時には


合図をくれるので

病気などこのサインで何度か助かっています


ただ、一度だけ大きなサインを

見逃したことがありました


それは習い事


長男の習い事は多く


幼児教室

プール

体操

空手

サッカー

をこなしています



その中に去年まで英語が含まれていました


英語に通いはじめて1ヶ月ほどでしょうか


寝る前に


「明日は英語の日だからね」というと


ベットの上に座り込み

ぽろぽろと泣きはじめました


「もうむり…。」


ボク、カノジョともに固まってしまいました


習い事をやめたい、いきたくないといったのも

はじめてだったので驚きでしたが


なによりも彼の大人びたセリフと

ぽろぽろと泣く姿に

なにもいえなくなってしまったのです


習い事は見学がほぼできるため

いつも楽しそうにいっているのだと

ずっと勘違いをしていました


ただ、英語の場合は

半日預けるかたちで見学することができず

彼の状況はわからなかったのですが…


静かに泣く彼に


「行きたくないと思うなら辞めていいんだよ」


と伝えました


「やめていいの?」


彼はやめるという選択肢があることを

ここではじめて知ったのです


彼にとって習い事、プレ保育など

行く、行かないの選択肢が

あること自体知らないことだったのですね


ボクらは彼が幼い頃から

できるだけ自身で選択することを

伝えているつもりでいました


それはある方のアドバイスからだったのですが


例えば、まだ話ができない1歳未満の頃から

洋服や日用品などを彼に選択させてきました


それがよかったかどうかはわかりませんが

自分が選んだ洋服はよく着てくれましたし


日用品も気に入って使ってくれたように思えます


しかし、どこかに通うということにも

選択肢があることを

ボクらは彼に話すことがなかったのです


今、通っている習い事を

全て継続するつもりはもちろんなく


できるだけ後に苦労するであろうもの


また好きなものをみつけてもらうために

できるだけ多くの体験をしてもらうつもりでした


各習い事を学ぶ意味に関しては伝えていましたが…


もっとも肝要なことである


自身に通う、通わない選択肢があることを

伝えていませんでした


結果、こんなになるまで追い詰めてしまった

あの夜のことはずっと忘れないと思います


習い事だけでなく

幼稚園であれ、合う合わないが必ずあり


それを一番体感しているのはボクらではなく


彼らです


彼の友人のひとりが幼稚園を最近かえました


それは親にとって

とても勇気のいることだったと思います


ただボクらはその選択に対してとても尊敬できました

親の気持ちではなく
実際に体感しているこどもの気持ちを尊重する
そして、信じる

なかなかできることではありません


長男の英語の件をふと思い出したのも


最近習い事で
イヤイヤ病のこどもたちを

よくみかけるようになったからですが


ただ不思議なこともあります


あんなにイヤイヤしていたこどもたちが

次の週には気分を変え元気な姿で習い事をしている


環境が変わり

楽しんで幼稚園に通っている


こどもたちは

本当に、メンタルが強く、そして真っ白だと

教えてもらえる瞬間です


ただ、そんな彼らでも

本当にこころが折れてしまうことがある


それに気付けるかどうか

そしてそれを尊重できるかどうか

とても大変なことです


幼児のころはどこにいくか

なにをするのか

いつおわるのか


全くわからないまま親に抱かれておでかけします


大人だったら怖いですよね


彼に対して、英語の習い事は

まさにそれだったように思えます


英語はその後に辞めましたが

その後にも他の習い事を辞めたいという時もありました


ただ、どれもあの夜のような

張りつめた姿ではなかったので


理由を聞きながら

時には休ませ、時には背中を押しながら通わせています


またこの件があってから

彼とのやりとりの中で変化したことがあります


それは今日は何が楽しかった?何が楽しくなかった?と

両方聞くようになったことです


今日はどうだった?と聞くと楽しかったことしか口にしないことに

この件でようやく気付くことができたので


見学ができない場

例えば幼稚園もそうですが


彼のサインを見逃さないよう

英語の件からはじめました


幼児とくらべると頼もしくみえて

そしてコミュニケーションを取れるので忘れてしまいますが


まだまだ幼い彼らです


また幼稚園という場は

こどもにとって楽しい場だけではないように思えます


そればかりか厳しい世界への一歩として

毎日大変な思いをしている方が強い気がしてしまいます


それがわかってからは

彼が幼稚園に通っている時間帯は

自分にとっても集中して仕事をする大切な時間に変わりました


おかげでだいぶサボらなくなったように思えます 笑


だから今日のありがとうは


元気に手を振ってバスに乗ってくれた彼に


元気に明るく帰ってきてくれた彼に



いつもがんばっているね


ありがとう