もう5歳になる長男


不妊治療をもうやめようか…と


思っていた頃に授かった


新しい家族

そんな待望の出産でありながら


実はその瞬間には間に合いませんでした


本当に後悔です


間に合わなかったことへの罪悪感から


出産を終えてからの1週間ほど


一緒に病院で寝泊まりしました


この合宿がなければ


「育てる」ことの覚悟を


持てなかったと思います



生まれたての頃は


小さく 何もできず


ただ存在するだけの無力な生き物


お世話をしなければ

本当に死んでしまう命なんですよね


ただ、お世話をする方もかなり大変なことです


赤ちゃんが生きようとする生命力を


すべて受け止めることが

これほど大変なことだとは思いませんでした


はじめに「母乳」を与えること


【母乳を与える大変さ】


【母乳をもらう大変さ】


なかなか上手く与えられず、

カノジョは授乳の度に泣きながら


「頑張って飲んで」といい


彼も上手く飲めず

泣いていました…


自宅に帰った後も


いつ起きるかわからない寝れない日々


10分おき、30分おき


1~3時間寝ることは稀で


起きたら

おむつを換え

母乳を与え

だっこをしながら寝かしつけ


寝てる合間に

家事

自分の食事

簡単な入浴


カノジョは本当に寝る時間がなかった


人生の中でこれほど寝れないことがあるのか


自分の自由にならないこと


伝わらないこと、

伝わらない相手があるのか


この産後の合宿で

育児の第一歩である「母乳」を与えることの
大変さを見ることがなければ


育児の中で当たり前と認識していたこと

そのひとつ、ひとつが

どれほど大変なことかを
知ることはなかったと思います


また頑張って母乳を飲もうとする彼をみなければ

今ほど育児に対して理解しようと思えなかったでしょうし


自宅に帰った後のカノジョの苦労からも

目を背けて手伝いをしなかったと思います


自分は外で仕事、家のことは大変でも仕方ないと


「長期の合宿」ができるかどうかは

環境によるとは思いますし


上の子がいるとさらにむずかしいですよね


ただボクにとってこの体験が

子育てをする覚悟ができた

一番の出来事になっています


ちなみに2人目となる長女の出産後は

長男が幼稚園のため

ボクとお留守番でした


これはこれでなかなか大変でしたけど


泣き笑いの楽しいキャンプだったと思います 


しかし、性別もあるかと思いますが

長男はなかなか母乳を飲めず

ミルクが大好きで離乳よりもミルク離れが大変でした


現在、1歳を過ぎた長女…

産まれた時からミルクを拒絶


現在進行形で母乳をねだります


三食しっかり食べ、

もちろんおやつもカノジョと一緒に食べています

時には食事を長男よりも食べることもあるのですが…


どんなにお腹が満たされていても

母乳ねだりを欠かしません


長女にとって母乳を飲む意味が

『安心を得る』ことへ変わっているのだと思いますが…


しかしカノジョいわく


「女子はだらだら食べるものだからね」と


うーん。


男子家族で育ったボクにはわかりませんが


ここは「なるほど…。」と


いっておいた方が円満ですね 笑