こんばんは☆彡
ゴールデンウィークに入り、ちょっと一息ですウインク
3月末から4月は、いろいろ忙しいですよね~(言い訳)。



遅ればせながら3月20日のイベントレポートです♪
アンケートの集計したところ、非常に高い満足度のイベントになりましたドキドキ


開場前にスタッフ5人で軽食タイム。
実は私、「推しグッズ発売初日」の娘の運転手で
久留米市街を早朝一往復(約1時間)してからきたんよ~
と話すと
「しちゃうわよね♪やりたいって言われたら。」とスタッフSさん。
この共感が嬉しいしホッとします。
好きなことがあると
動くエネルギーになるよねって話も弾み・・・
おなかいっぱいで、リラックスして開場グッ
お陰様で満員の会場でした✨

レジュメに沿って、私の感想含めてレポートとさせて頂きます。


 

①はじめに~社会的自立とは何か~

牛乳に例えると
「不登校は学校と子どもの生命のミスマッチ」
毎日飲みたい、たまに飲んでもいい、味変すれば飲みたい、今は飲むとおなか壊す
なるほど、
原因がわからない場合はこういう風に考えるという選択肢もある。
大きくなったら飲めるようになったという例もたくさんある。
一人でなんでもできるようになることが自立と思いがち。
実は人に頼るスキルが身についての社会的自立。
加嶋さんが、息子さんの会社に行きづらかった日のHELPを、
どう受け止めていったかという話から知ることができた。
 

②変わる不登校の支援
 

実は20年も前から目標は社会的自立。
普通教育機会確保法が決まる前までは、学校復帰が前提の社会的自立。
確保法が決まってから、全国のあちらこちらで矛盾が表面化。
それが文科省からの通知により、「学校復帰」の文言がなくなり
多様な学びで成長するもOK!に舵をきった令和元年10月25日。
ここから学校復帰せずに自立に向かう選択は実質的に認められる。
しかし、知っている人はまだ少なく、保障の面などで道半ば💦
「休んでもいいよ」の、その後は?という悩む親の声がそれを物語っている。
 

③自分とむきあう~自己肯定感の話~

「わたしは、わたしで大丈夫!」
と本人が感じられること。
今日ダメなことがあったとしても、
明日はきっといいことあるさ~と眠りにつける。
学校に行けない時期、
冷たいまなざしの中で親子が揺れる時間と
「結局自分はどうしたいのか」と自分に向き合う時間を経て
この自己肯定感は育まれていく。

近くにいる親は
傘を差し出さずに一緒に濡れよう。

大事な葛藤を奪わない。

 

④社会的自立~今を生きる~
 

短所が長所を支えているという話。
加嶋さんの例だと、
原稿は締め切り超ギリギリが多い、けれどそれが集中する力になる。
不登校の子ども、身についていくのはどんなスキル?
・「今」を生きる楽天性
・「~したい」で決められる
・自分のダメを受け入れる など
子どもと対話し、観察すると見えてくる。
集団への適応力・コミュニケーション能力は一番に心配されることだが

その子がどうにかしていっている。
30年間の支援経験からの話を交えて聞いた。

⑤「親支援」はなぜ必要か

もらった助言、時期や関係性によっては苦しいものに感じることも。
いっぱいいっぱいの状態で受ける助言は足し算になる。
失敗談は引き算になり、気持ちを軽くする。
成功体験はモビールのようなもの。絶妙なバランスでうまくいっている。
形、糸の長さ、数、環境・・・バランスのとり方は家庭それぞれ。
その人を「変えようとしない」のが親の会という素人集団の良さ。
否定されない場所が親にも必要。
 

⑥おわりに
 

成功はアート、失敗はサイエンス。
失敗には「理由がある」
活動長くやっている自分でも打率一割五分だから、
皆さんならもっと打率低いよ~と笑いが起こる場面も。

地雷踏むかもしれないけれど、
「提案」してみないと、成功か失敗かもわからない。
追い詰める、傷つける、避けることはできない。
失敗したと思ったら、さっと引く。
これらは全て愛情故
子どもの幸せを願ってのこと
他人の子だとやらないのだから。
 

 

途中、親子の会話の実話がスライドで映し出されたり
高校に行けなくなった息子さんと向き合ったお母さんの話が
BGMと共に詩で表現されていたりと
涙腺もかなり刺激され
けれど笑い声も随所に聞こえる、
聴きごたえのある講演会でした!

その後の交流会は希望者のみで半分くらいの人数で。
質問や感想などをシェアしました。
うれしい報告、たっくさんラブ
親子のスモールステップを共有してくれた方の話は本当に感慨深いです。
これがまた循環していくのも
親の会のいいところだな、と改めて感じました。

帰りにはあちこちで
数名小さな輪ができて立ち話しているところに遭遇しましたよラブラブ
ご参加頂き、ありがとうございました!

(内山)