流産手術から1年
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/636.png)
1ミリの希望を持って受診したけど
入院・手術当日
![病院](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/373.png)
ほぼ時間通りに看護師さんが迎えに来ました。
歩いて手術室へ。
オペ室に入って確認をして、手術台に上がりました。
手術台は電気毛布?あっためられててすごいあったかかった。
横になってから、天井をみながらまた涙が溢れてきました。
2人のスタッフが両脇から両手を握ってくれて、
泣いて大丈夫ですからね
と言ってくれてまた涙が止まらなかったです。
麻酔の説明をされて、今から点滴から眠たくなる薬を入れます。合図したら深く息を吸ってね。
といって不安ながらも1・2・3・・・で酸素マスクを被せられながら、ほんとに意識が落ちました
よく、中絶手術のときって嫌な夢をみる(特に静脈麻酔の時かな?)
と聞くので、どんな怖い夢をみるんだろう。と思っていたけど
全く記憶はないです。
強いていうなら、目を覚ます前に声が聞こえていて、
周りはよく聞こえないけど、ガヤガヤしているのがわかりました。
自分の目の前には黄色い景色が広がっていて、
目を覚ます前に何かみえていたんだろうけど、
こんな色の黄色いほわほわ〜〜〜っとした風景が一面に広がっていて、
温かい気持ちだったと思います。
それで目が覚めたらベットに移動させられていて、
オペ室の扉を出るところでした。
運ばれていて、あー無事に終わったんだと。
オペ室の時計が45分というのを確認して、
15分に入室したから、そこから準備や麻酔の時間があって、
ほんとに中絶手術って10〜15分で終わるんだ。
ってびっくりしました
ちなみに手術は、吸引法でした
掻爬法は、子宮を傷つけてさらなる出血の可能性もあるのでよかったです。
終わった後は、とにかく内腿がいたかった…
手術の時の体位が、おそらくいつもの内診のスタイルで更に足が動かないようにがっちり固定されていたと思うので、それで内股に変な圧がかかっていたのか?
筋肉痛のように痛かったです。
終わったボーっとしながら家族に無事おわったよーと連絡し、
眠りました。
夜は麻酔の影響か、丸一日絶食していた反動からかご飯を食べて気持ち悪くなったりしたけど
WBCの練習試合をみたりしながら過ごして、寝ました。
産科病棟だけど年配の方も婦人科で入院されていたのか、
夜中は認知者のおばあちゃんの話し声がよく聞こえてあんまり眠れなかった笑
赤ちゃん、もういないんだな。
という虚無感はすごかったけど、家族と一緒に過ごしていたら
感情もまた動いていただろうし変な気を張っていたかもしれないし、
ひとりで静かな時間を過ごす、
この時間は私の気持ちに整理をつける大事な時間だったかなと思います
(全然この後も引きずるんですけどね)
翌朝内診で空っぽの小さくなった胎嚢を確認、
そして中に残ってないか確認。
絨毛検査に出すことをお願いして次は1ヶ月検診と告げられました。
旦那に迎えに来てもらって10時ころ退院しました。
好きなラーメン屋さんによってラーメンを食べて、スタバを飲んで帰りました
息子があの時伝えた言葉
流産がわかった日、息子を保育園に迎えに行って
帰ってきてから大泣きして
心配する息子が
大丈夫だよ、ままのお腹に戻ってきてくれるから。
心配しないで。
って伝えてくれた言葉は、この一年ずっと私の支えだったと思います。
あの言葉を信じて、少しのブランクのあと治療再開して、
なかなか来ないな〜、とは思っていたけど
前回の子とおなじ 10月に生まれる予定です。
もしかしたら、またダメかも。
次の検診で、また絶望するかも。
いつでもそんな気持ちは持っているけど
お腹にいてくれる間はお腹の子を信じていようと思います