世代観 | KAZUMI OHASHI

KAZUMI OHASHI

2008-2016



今日久しぶりに若い人、高校生と話す機会がありました。

「若いっていいですね!
若ければ失敗も含めて色々挑戦出来ますね!」
って言いながら、

そういえばついこないだまで私だって、同じようなこと言われてた、って思い出す。

「若いのにしっかりしてますね!」

とも言ったけど、
そんなようなことも言われてきました。

でも相手もお世辞だし、私も嘘ついてる。
何て答えて良いか分からず黙っていただけ、世の中のルールをインターネットで掻い摘んで、なんとなく覚えた日本社会の気質で、
はめ込んでみただけです。
(今日であった彼は本当にしっかり者でしたが!)

子どもは子どもでしかなかったと思います。
今まだそこから抜け切れてないのも自覚しています。

上滝先生とは46歳違うのですが、
指導されることの中にば結構分からないことがあります。
絶対に「分かりません」と言わないようにしています。
そうやって話を遮ることに、先生は不機嫌になるから。

でもどんなにおませしても、勉強した風になっても、24歳以上にはなれませんよね。
理屈を分かったつもりでも、表面的に繕ってもダメで、プロセスのイメージをして、そして何よりも時間を経なければ。

若い子に負い目を感じることはありませんね。
でも義務ではないけど、若者にしか出来ないことも、年寄りにしか出来ないこともありますよね。
例えば24歳っていうのは、直接原発推進してきた世代ではないのだし。

私が修士論文で書いてる根本の問題意識「家族崩壊」っていうのも、個人的なものではなくて、
世代的なものだと思っています。