民事で初裁判を申立てした。


詳しくはまだ言えないが、160万円の返金を求める裁判だった。


つまりは160万円を搾取されたのだ。


原告は夫だが、私の貯金から出てたお金だ。


霞ヶ浦にある東京地方裁判所で行われた。


当日、会社を休んで旦那と一緒に向かった。


入口には空港であるようなゲートで手荷物検査。


そうだよね、刃物持ってる人もおかしくないだろう。


エレベーターで8階まで行き、ひっそりと無駄のない通路を渡った奥の部屋。


30分早くに到着、


中はテレビでよく見る裁判所の半分以下のミニサイズ。

そこに裁判長らしき人と裁判官らしき人の2名がいて、


入口にはいったとたん、被告席にいた人にギロリと睨まれたが、別な事件の代理人だったようだ。


傍聴席に座り待ってる30分、

入れ替わり立ち替わり人が来てはそこで裁判が行われる。


だいたいが、借金などの負債について返金および和解を求めるもの。


被告、原告が揃っても挨拶が交わされることなく始まり、5分くらいで終わる。


なので、待ってるいる間3件の裁判を見ていた。


別に見てても大丈夫なようなので、見ているけど、裁判となると隠すことなくオープンなのだなと思った。


ようやくこちらの番(時間)になり、

原告席へ旦那だけが座る。


私は傍聴席。


しかし、被告は現れない。


『反論答弁も出ませんでしたし、裁判にも欠席なのでこのまま勝訴の判決が出ると思います』


郵送で送られるとのこと。


はい、終了。


ものの5分もかかってなかったかもしれない。


私、来た意味あったんかな、と帰り道に旦那に聞いたけど『いい経験にはなったでしょ』と。


確かに裁判所なんてそうそう行けるとこでもないし、行きたくもない。



しかし、ここからがスタートなのだ。

返金を求める裁判なんて、勝訴があっただけでは意味がない。


ここから返金材料を差し押さえしていかなきゃいけない。


しかも、高いものであればあるほど高額な予納金を支払わなければならないとか


逆に家財道具や生活の為に必要な100万円以下の現金は差し押さえできないとか


けっこう制約があるのだ。


こういうのを先方が知ってて裁判に出てないとしたら確信犯だろうけど。


差し押さえるべき財産も調べた上で特定しなければならないため、裁判自体は弁護士なしでやったものの、この調査自体は個人じゃどうにもならないから、弁護士に依頼するしかなくなってくる。



ちなみに刑事裁判(詐欺罪)にも被害届を出しているけれどこちらはまともに扱ってはくれません。

銀行凍結くらいはしてくれたけれど。

それ以外は『詐欺罪ってね、会社がいままでちゃんと営業してた場合、立証難しいんですよ〜』となかなか進展はない。


特殊詐欺みたいに実態のないものに関しては早いらしいけど、、、


まぁ、バカでしたな。


引っかかるのが悪いという話なんだけど、


勉強代に160万円は高すぎる。


なんとかこれから取り返していきますよ。