藤田恵名です!本名です^ ^
ツイッターでもつぶやいたんですが、
喉にポリープが見つかりました。

ちょwwww
ポリープ出来たんだがwwwウケるwwww


みたいなテンションになれない弱い自分がいます。
少し前から喉に違和感があり、
歌えていた曲が歌えなくなっていって、
ライブでのセットリストから外していってたりしていました。


インタビューなどで、将来はどうなりたいですか?
やっぱり歌一本でいきたいですか?
など質問される事もあるんですが、胸を張って歌を続けたいと言えなくなっていきました。
それは歌がこのままの調子だと歌えなくなる気がしたからです。

10歳からステージで歌っていて、
小学生でバレーボールをやっていた時も
敵チームの監督から「2番(私)のあの子くらい声を出せ!」と言われる程で、
吹奏楽部に入ってクラリネットだったけど肺活量が多いからバスクラリネットを兼任しました。
ボイストレーニングをやっても先生よりロングトーンが長く「肺どうなってるの?!」って言われていました。

ずっとずっと歌声や声量を褒められ続けてきたけど、
最近は歌い上げるような曲を作らなくなったから発揮する事もなく、
ネットなどでは歌が下手と揶揄される事もありました。

ムカつくけど上手く聞かせたい訳じゃなく心の叫びみたいなのが届けばいいなと、歌を自分で作りながらどんどんシフトチェンジしていきました。


もちろん100人が聞いて100人にうまいと思われるような歌声ではありません。
でも母が歌を褒めてくれたから歌手になりたいと思いここまできました。


そんな中、久しぶりに会う友達には「声大丈夫?!笑」 ってからかわれるくらいになっていきました。元々声は高くてコンプレックスではあったのですが、自分でも違和感を見て見ぬ振りできないくらいに喉がボロボロになってきて、どうしよう。どうしたらいいかな。もうダメだ。と葛藤していました。


歌手の人が"ポリープ手術"というのはよく耳にしていましたが、絶対に自分には無縁だと思っていました。

いじめに遭い転校して、両親の離婚、母の死、親友の自殺。
これ以上今世での絶望は望んでいないし、なんで神様はいつもいつも意地悪なんだと悔しかったです。
ただでさえビキニでギターを弾き四方八方から叩かれるのにもう投げ出したくなります。
投げ出したくなりますよ、


声帯のう胞だと言われていましたが、
ポリープでした。どちらの病院でも手術が必要だと言われました。
知り合いの歌手が手術してもらったというオススメの先生の所で藁にもすがる思いでやっと予約が出来て12月某日に手術を受ける事が決まりました。



人と話すとどうしてもヘラヘラしたくなるから、悩みとかを言えないんですが
ポリープが数年前からできていたという事実を知った時はすごく落ち込んで、言葉選ばずいうと死にたくなりました。

でもよく考えたら原因もわかって手術すれば歌えなくなっちゃっていた歌を歌えるようになるかもしれない。
少し前向きになれました。

こうやって前向きに書いてはみたけど正直めちゃくちゃ不安です。

病院には、マネージャーや音楽をずっと一緒にやってきたガー子さんもきてくれるそうです。
身寄りが近くに居ないわたしには凄く心強くて、ごめんなさい。とありがとうございます。が何度もぐるぐるしています。



そして、声が思うように出ていない事が分かりながらも、ライブに足を運び続けてくれたファンの皆さん、本当にありがとうございます。
最高のパフォーマンスができるように努めてきましたが、いつもどこかで「こんなもんじゃない」という強がりが居て、でもこれを"味"だと思ってもらえたらいいなーなんて都合よく思っていました。全力だからこそ多少の無理もしていました。
風邪だろうがなんだろうが、置きにいくライブなんてしたくなかったからです。


たくさん励ましのお言葉をいただき、友達からもたくさん連絡が来ました。
ずっと音楽をやっているからだと思いますが、
不思議な事に歌をやっている友達からは来ませんでした。もしかしたら、ざまーみろと思われているのかもしれない。し、わたしの思い過ごしかもしれないです。わたしのSNSなんぞ見てもないからかもしれません。心配してほしいとかでもない。この感覚は上手く伝わらないかもしれませんが、そういう思い込みでフラストレーションを溜めてしまうのが藤田恵名です。

なんかよくわからなくなってきたし、
ポリープの手術しても叫ぶようなライブは続けるし、置きにいくライブなんぞサラサラやらないからあいつもあいつも絶対に見返してやるっていう戦闘態勢のまま復活します。

こんなんで弱ってられないなと思いました。

年末年始のいわゆる【稼ぎどき】の期間で手術をし、ライブができないというもどかしさ、会社に売り上げを出せない葛藤やそれを全部受け入れてくれたスタッズプロダクションのスタッフ、プラチナムプロダクションのマネージャーありがとうございます。ごめんなさい。





乱雑にはなりましたが今はこんな気持ちです。
必ず復活して圧倒的藤田を見せつけてあげます。
強く、気を確かに、手術を迎えようと思います。

離れないでね!!!