【覚書】京都大学COI第4回シンポジウム | 『ママだっこ』~まえふみ日々イロイロ~

『ママだっこ』~まえふみ日々イロイロ~

2015年春より京都府長岡京市にやってきました

ドリ&シュウ&クカ&男前旦那様との日々のイロイロを適当につづってます。

こんばんは
長岡京市で活動中
ベビーダンスインストラクターのまえふみです
 
今日は、京都大学国際科学イノベーション棟までお出かけ
 
というシンポジウムに行ってきました。
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入場無料で申し込み不要だったので
気軽に息子を連れて行ったのですが
役所の方や大学関係者が多数出席されており、かなり場違いな気もしつつ。。。
しかもここだけの話、呼ばれたから仕方なくきましたオーラのおじさまも多数いたような。。。
 
ま、それはさておき
 
昨年大変話題になったNHKスペシャル「今、ママたちが非常事態!?-最新科学
で迫るニッポンの子育て」(2016年1月31日・3月27日放映)
に出演されていた
京都大学大学院教員学研究科 明和教授による基調講演がかなり面白かったので
覚書ですが以下載せてみます
 
少し長い&まとまりのない文章なので読みにくいかもですが
雰囲気だけでも届けばと思い、珍しく書いてみました。
今年は、こうやって勉強したことや講演で聞いたことをメモ書きでもいいので
書き起こすことが目標です。
 
あ、詳しく聞きたい人は直接聞いてください。
そっちの方が得意ですウインク
 
-----以下メモ書き---------
 

第4回 KCOIシンポジウム

しなやかほっこり社会の実現に向けて「子育て支援」を考える

 

開会挨拶 野村剛氏(プロジェクトリーダー)

『COI4年目、2017年度からより多くの「子育て支援」の取り組み

行政と大学うまく役割分担できれば・・・』

 

基調講演「子育てにおける世界・日本の課題」

明和雅子(みょうわまさこ)氏

 

世界・日本の課題というよりは→ホモ・サピエンスの課題について話します

 

「ふつうに育てれば(ほとんどの場合)ふつうに育つ」

進化の過程でヒトが環境に適応しながら獲得してきた子育てスタイル

 

しかし、現代は子育て環境の目まぐるしい変化

ふつうってどんな感じ?

 

◆チンパンジーとヒト:700万年前に進化の過程が分かれる

ふたつを比較することで 「類似性」「差異性」探る

 

野生のチンパンジー

・母親による養育拒否はまず「ない」。子どもが独り立ちする6歳~8歳ごろまで母が一人で産み育てる、一人立ちしてから次の子を産む

・母親が死亡しない限り母親が養育(他社に預けない・他人に触られるのを嫌がる)

 

飼育下(動物園など)でのチンパンジー

・2例に1例「育児拒否」

・群れで生活していないから、育て方知らない→いきなり生まれてパニック!

 

養育行動は遺伝ではない

 

みなしごを育てるチンパンジー:60年間で13例、

ほぼ血縁者(祖母、叔母など)10例・非血縁者=他人、未経産の若いメス3例

 

◆ヒトの子どもは自立に時間がかかる

まだ子どもが幼いにも関わらず、次子を出産する

「共同養育」のスタイル確立

 

 

◆非血縁者による養育が成立するには

 

【母親側】

・非血縁者に対する「信頼」

・非血縁者が子どもに触れることを「許す・慣れる」

 

【非血縁者側】

・子どもに触れたいという興味

・子どもに触れる「機会・経験」を得る

 

 

◆養育には2つの脳のシステム必要

・ミラーニューロンシステム

まねっこ、相手の動きを自分のことのように自動的に理解

相手が悲しいと自分のことのように悲しい

 

・メンタライジングシステム

自己と他者を切り離して相手を理解する

表面には表れない心の状態をイメージ・推論する機能

親は子どもができそうなとき、手助けする(サポートする)

※30歳くらいにならないと確立しないらしい、チンパンジーの脳にはこのシステムはない

 

◆チンパンジーの「教えない」教育

子供の手を取って教えることはない

子どもは見よう見まねで試行錯誤しながら自ら学ぶ

 

◆3組のグループにわが子が泣いている映像を見せる実験

グループ1 主に母親が養育している家庭の母親に見せる

グループ2 主に父親が養育している家庭の父親に見せる

グループ3 たまに子育てを手伝うだけの父親に見せる

 

最も早くに脳が反応した部分

グループ1 ミラーニューロンシステムが活動

(わが子が泣いていると自分のことのように悲しみを感じる)

 

グループ2 ミラーニューロンシステムが活動

 

グループ3 メンタライジングシステムが早く働く「何で泣いてるの?」他人事

→ここで、夫婦間のギャップが生まれる

 

 

グループ1と2により 性差ではないことが分かる

 

「科学的根拠に基づく」正しい子育ての理解を!

 

子育てに関するサイエンスは10年位前からようやく始まった

科学の視点ではなかなか進まなかった
 
----------メモ書きここまで---------
 
明和先生のお話はとても興味深く30分じゃ足りないくらいでした。
この後、京都府・京都市・精華町・京都大学COIの各取り組みの発表があり
後半は発表者全員でのパネルディスカッションでした。
 
ここからは個人的意見です
各行政の取り組みは、理解はできるし素晴らしいと思うのだけど
なかなか必要な人に届いてないんじゃないのか
システムや箱だけ作ってもそれをきちんと知らせないといけないなと思いました。
あと、かっこいいネーミングや理想論ばかり語りすぎ
今風な〇〇プラン、〇〇局とか作ったり
一元的に対応しますと言われても、その最初の声掛けすらできない人もいるんだよ。
むしろ、そんなキラキラした名前つけられたら余計に相談しにくわ!って思うのはわたしだけでしょうか?
 
会場には子育て世代いたのかな~?
なんか淡々と会は進んで質問タイムもなし
会場との一体感という意味では残念な会だったかも。
シンポジウムってこんなもんなの?
 
 
ま、基調講演聞けただけでも言ってよかったかな?
産学連携ということで、ここ京都大学COIでは様々な取り組みがなされているようです。
今後も動向を注目していこうと思います
 




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