学びの時
振付師
日本婚礼撮影の伝統技術
和装写真はただ、着物をきているだけでは
美しく写すことはできません。
お着物の形、柄、それをお召しになる方の
スタイルや仕草を一番美しい状態で
整える事のできる人=振付師
この振付師、婚礼なんかでは
美しくみせるためには欠かせない存在です。
未来に残したい写真かどうかは
正直、この振付けにかかっています。
なかなか専門的な勉強です。
ただ、私たちは着物姿を撮る以上、
知っていると知らないでは写真の仕上がりが
天と地程違うのを理解しているので
とても大事な勉強だと思っています。
nobi-nobiでは
庭園などでの出張撮影も増えてきました。
今後、成人式前撮りを見据えた上で
七五三にも役立つ知識として
スタッフ全員で学んでいます。
皆さんも、ハレの日を撮られるなら…
知識があるスタッフが良くないでしょうか?
こちらの立ち姿
立ち姿はもちろん足の引き方
腕の組ませ方、何より振袖の袖の張りが綺麗
これ、くしゃっとなっている袖では
成人式・結婚式ではアウト。
七五三は室内撮影ではありませんが
プロチームとしてやらせていただく以上
この知識が写真に品や美しさ
温かみをプラスしてくれるのです。
モデルさんは今回
Instagramで選ばせていただきました。
ポージング時間が長い撮影のため
とても大変だったと思うのですが
お2人のモデルさんがとてもお上手で
本当に助かりました✨
絞りの素敵な振袖
柄の流れを瞬時に把握して
袖の見せ方を決めて撮影しています。
ここまでお読みいただいた方は
お分かりかと思いますが…
着物の撮影にアシスタント・振付師は必須
カメラマンだけで着物を直しながら
写真を撮るのは倍の時間がかかりますし、
子供なら尚更…待てない。
正直、親御さんまでお着物を着ている場合
そこまで視野を広くみながら撮影することは
カメラマン1人では本当に大変だと思います。
だから…nobi-nobiでは
必ず七五三もアシスタントがいます。
ハレの日を残すのは日常とは違います。
写真を後で見て、襟が詰まってる
帯がぐちゃぐちゃになっている…
子供が抱っこ抱っこでママの着物も下がってる
帯締め取れたけど、どう直したらいいの💦
せっかくの着物姿を美しく残せないのは
本当に本当に後悔します。
だからこそ❗️
チームnobi-nobiに任せていただいたら
1枚でも多く、美しい着物姿を残してあげたい
そんな写真が残せたらいいなと思っています。
レッスン最終、完璧な立ち姿です。