【解夏】
見えなくなる前に、最後に見たいものは何か。
少ない登場人物と、少ない台詞と
広い景色の中で淡々と進む話。
短い中で、失う世界と終わりに向かう恐怖を
大袈裟にならずに静かに進んでいく時間。
日本っぽい‥。
"解夏"の意味、業を乗り越えた終幕が、綺麗で透明で穏やかで。
いろんな病気モノの映画はあるけれども、その時を叫んで泣いて大袈裟に迎えるものよりも
静かでスッと引いていくことがこの映画の意味で、味でしょうか。
「最後に見たいもの」を探して、苦しみを乗り越えた先の"解夏"を見届けることができた、
思い返すとジワジワと感動が沸き上がってくるような、静かで好みな映画でした。
何度か見返したらまた何度も泣くだろうな。
見事な大沢たかおハマリ込み‥
