リンデンバウム80 | 中二病かーちゃんが書く物語

中二病かーちゃんが書く物語

いつか子供達が読むことを夢見て、恥ずかしがりなかーちゃんはこっそり小説を書いてみてる訳で(笑)
ピクシブ版がまとまって来たので、アメブロ版毎日更新中♪

ヘタクソなんで、気にしないでくだしぃ(● ´-` ●)
我が家の姫猫様たちの気ままな日常もお届け中(笑)

「人型になっておるから力が落ちている。まさかとは思うが‥…」

探し回りながらグリンダが不吉なセリフを言おうとした時、ルゥルゥが叫んだ。

「あそこ!」

指差す方を見ると、小鬼がぐったりとしたエアリスを抱えて逃げようとしているのが見えた。

「むぅ、いつの間に!」
「任せて!」

追おうとするグリンダをルゥルゥが制した。

「我が名はルルーシュ、光の王女が命じる!精霊よ我が矢とならん!」

彼女が叫ぶと掌に光り輝く矢が現れ、それを走り去る小鬼めがけて力一杯投げつけた。

「ギャァ!」

小さな断末魔の声と共に小鬼の身体は光の粒になって宙に舞う。

ルゥルゥは飛び跳ねて喜び、グリンダは見事に敵を仕留めたルゥルゥを褒め称えた。

「やった!やっつけたよ!!」 
「よくやった、ルルーシュ!」

カイルが走って行って、小さなエアリスを抱きかかえて戻って来る。

「エアリス!しっかりして、エアリス!」

泥だらけになってはいるが命に別状はなく、小さな癒やしの光を与えるとすぐにエアリスは目を覚ました。

「あれぇ?みんなどうしたのぅ?」

ひょっこりと起きて、素っ頓狂な声で不思議がっている。

「痛いところはない?大丈夫?」

ルゥルゥはエアリスをぎゅっと抱きしめた。

「平気よぅー!」

ニッコリと笑うエアリスを抱えてカイルは馬に乗り、一行は足早にその場を離れた。