一人ホテルの部屋に戻るがやることも無い
「今日は仕事はないよ!会う??」と杏奈はメールを返信してきた
オレは、美穂と別れた後に、彼女とはダメだという内容のメールを送っていた
杏奈は深くは何も聞いては来なかったが、すべてを察してくれていたのだろう
「またなの?」という感じだったのかも知れないが・・・
結局、杏奈は来てくれることになったが、どこにも行く気分にはなれなかった
一人ベッドの上で、眠れもせず転がっていた
何度か美穂にメールを送ったりしていたが、これと言った返信はなかった
杏奈は、夜9時過ぎの新幹線で東京に到着して池袋まで来てくれることになった
2006/10/09 21:39 美穂へのメール
今、池袋駅です。
杏奈が帰ってきて、東京にまだいるなら、仕事しないから会ってくれるって
22才の彼女が、なぐさめてくれるんだってさ。いい年して笑っちゃうだろ
年が倍もするおじさんなのにね
杏奈とは10時頃に会うことが出来た。
彼女を連れていったのは「北海道」だ
この店の事は、杏奈にも話していたので彼女も知っている
食事をしながら、美穂との間であった事を話した
杏奈は、大阪での話や「ダイさん」の話をした
このとき感じたのは、杏奈はいつもオレの話を聞いてくれる
それで、話が続くのは確かだ。だがそれを別としても
美穂と一緒にいるときよりも会話が弾むのである
確かに美穂と一緒に居ることは嬉しいには違いない
しかし、楽しいかどうかは別の話だ・・・
このときに感じた事は、また改めて考えることにもなったが
今は、ここまでにしておくことにする
美穂とは会わずに帰ることになるかも知れないとは思ったが
杏奈の言葉もあり、一応は美穂にメールは送っておいた
何のために、1日滞在を延ばしたのか・・・・
彼女自身のために、しなければならない事をするために伸ばしたのだから
杏奈とは食事の後にカラオケに行った
前日に、美穂と5時間歌ったのと同じカラオケ屋にだ
さすがにもう5時間は歌えないが・・・
それでも、オレは3日連続にカラオケだった
声も、心もカレ気味だった
2006/10/09 23:11 美穂へのメール
今、食事にきてる。明日は一緒に役所に行ってあげるよ
彼氏と話しをしたの?今日は食べた後にカラオケに行った。杏奈が言っていた。
大阪の佳奈子と俺をみてると本当の親友だなと思ったって。
そして杏奈自身は俺のことは昔から知っている。なんと言ったらいいかわからないけど
いて当たり前の存在の人。だそうだ。美穂と俺の事はこう言っていた。
「しげちゃんが、美穂さんの事を愛してる。それで充分」でしょ。
あとは何を言っても意味がない事。だと