出産レポート④

こんにちは！ばぶです



【出産ご報告】
11月2日 14:20 2800g 51cm の元気な男の子を出産しました！40w3dで予定日超過ののんびり屋さんです。


これまで何回かに渡り、出産レポートとして記録しています。今回は出産レポート④です。

わたしも忘れないようにかなり細かく記すので、全部で何回になるかわからないけど、お付き合いください 。

そろそろ佳境です。クライマックス！



出産レポート①はこちら

『出産レポート①』

出産レポート②はこちら

『出産レポート②』

出産レポート③はこちら

『出産レポート③』

無痛のおかげで陣痛の痛みを感じなくなったので、体力温存だーと思いうとうとし始めます。

すると‥

13:35 今まで張っても痛くなかったのが、急に痛くなり始め目が覚めました。しかも今までの比にならないくらい痛みだし、徐々にというより本当に急に！

「あぁ〜まじできつい陣痛ってこれこれぇ〜‥」4年前の長男のときを思い出します‥

そういえば、知り合いが「麻酔を自分で追加できるから、痛くなったらボタン押したらいいよ」と言っていたのを思い出したけど、麻酔追加するも効かず‥

1分とかの間隔で陣痛の波が来ていて、痛みに悶絶します横で寝てる主人を呼ぶ気力もなく必死に耐えました。

そんな中でも呼吸法だけはしっかり意識して、痛くても赤ちゃんに少しでも酸素を送れるように、フーッ！フーッ！と、ゆっくり息を吐き切ることに専念します。が、とにかく痛すぎる‥

苦しんでいると主人も異様な呼吸の仕方に気づき、ナースコールしてくれます。(なぜ自分でしなかった笑)
看護師さんが来るまでもめちゃくちゃ痛くて（しかも来るのめちゃ遅かった笑）「無痛じゃないじゃんか！」と泣きそうに

主人が

「10分間隔でしか麻酔追加できないらしいよ、量が制限されてるらしい。」

と、冷静に告げられ絶望しました笑 ボタン連打したいくらい苦しかったです。長男の時よく耐えたな‥わたし。

看護師さんが来てくれ、わたしの体位を変えたり、NSTで心拍がちゃんと測れてなかったのであちこち探ったりされるも意識朦朧としてました。この場面が一番辛く、主人もイライラしたそうです笑 このとき担当の看護師さんではなく違う方が来られたので余計に‥

ようやく担当の看護師さんが来て、「そこじゃないよ、もっと下！」とNSTのパッドを装着します。もう痛くて辛くて、NSTなんてどうでもよく、痛みに耐えるのに必死でした

下腹部前側に猛烈な痛みが走る中、内診してみると全開だったのか、周りが急にバタバタし始めます。

看護師さんに

「どこがいたい？いきみたい感覚ある？」

と聞かれますが、自覚症状では全く感じず、

「麻酔効いてるからか、その感覚はないです‥」

看護師さん先生含め10人くらい入室。その中には学生ナースもいたので大所帯です笑 こんなたくさんの人に囲まれてお股を見られながら産んだのか‥と後になり思いました。笑

近くのオフィスで内勤している主治医を呼ぶか否かで話し合いされるも間に合わないとのことで、生まれる赤ちゃんのベッドやその後の処置のための準備がなされます。

頭がもう見えているのか、「もううまれるよ！」と励まされます。

麻酔をしてから、いざ分娩までの展開が予想外に早くてびっくりです。経産婦だからかな？

張ってる間だけが悶えるほど痛いです‥呼吸をするのが精一杯でした。

医師から

「うんちをしたい感覚や腰痛はないか、いきみたい？」

と何回も聞かれるけど、自覚はなく、とにかく下腹部がいたい。

「あるかもやけど、麻酔で分かんない！」

と何回も伝えます笑
 

子宮口全開になったのか、「次の陣痛がきたら、思い切りいきんで！」と指示が。ようやくいきめる！

自分で膝を折ってそこを持って開いてお腹の方を見ながらいきみます。すごい体勢で今思うとめっちゃ恥ずかしいですね‥

みなさんが「プッシュプッシュプッシュ！！！」(プッシュは日本語でいきんで！という意味です。) といきむタイミングを教えてくれます。
主人も横でプッシュ！と地味にゆうてたのが今になって笑います、

呼吸法を意識しすぎて、何回か息を吐きながらいきんでしまい、あまり力が入ってませんでした。(横にいた通訳の主人の意味‥笑)

足を乗せる台を出してもらい、ようやく息を止めていきむことを指示されます。だいぶ出てきてたみたいですが、吸引してもいいかと聞かれ、すかさずOK! （事前に出していたバースプランで吸引分娩はできるだけしないで、と書いていたので確認がありました。）

いきむたびにめっちゃいい！と褒められます。あと少し！と励まされ最後の力を振り絞ります。

痛みに関しては、お股の裂けるような痛みはなくて拍子抜けしそうでした。いきみたい感覚も全くないけど、みなさんの合図でいきめてる様子。私の場合、本当に陣痛の下腹部がメリメリキリキリする痛みだけ、という感じでした。

何回かいきんでいる内に、赤ちゃんが骨盤を抜けていく感覚がして、(めちゃ冷静にこの感覚味わえました)目を開けるとお股の間から黒い髪の毛が生えた頭がほぼ出ていたのが確認でき、次のいきみで

どゅるん！

この瞬間一気に痛みが引きました。

赤ちゃんは元気にめっちゃ泣いていて、安心と達成感で涙が出てきました。長男のときは陣痛が辛すぎて、やっと終わった‥という気持ちしかなかったので生まれてきた感動を味わえて嬉しかったです

みんなにおめでとう！よくやった！と言われ余計に泣きました。
生まれてすぐカンガルーケアを希望していたので、スキントゥスキンで胸元に赤ちゃんを抱きます。小さくて愛おしくてあったかくて、、うまれてきてくれてありがとう！！という気持ちでいっぱいでした。

次回、生まれたその後・・を記します

2021.12.14