今までの不慣れな塗装工程は一休み。
本業⁇ の部に移ります。
トランスミッションは随分前にオーバーホールしたまま放置。
次の作業の流れから、エンジン&ミッションが組み付けたい。
で、塗装作業をうっちゃっといてエンジン、バラします。
お化粧もしなくちゃいけないし、
なんせ、15年以上動いてないのだから中身が心配。ゴム製品も劣化してるだろうし…。
どこまで分解するかは、バラしながら様子見で進めます。
多分、酸化してるからだと思う、結構な酸っぱいような甘いような香り。ガソリンの酸化した匂いと混じってしまって判別できないけれど。
汚れ具合は、さすが、25㎞走行。スラッジ・カーボンもない。
先ず、エンジン上部⁇のインテーク&キャブ類の取り外し。
このエンジンは、ほぼ水平に近い位横倒しになってマウントされてんの。だから、敢えて上と表現します。
取り外したキャブ&インテークマニ。
バキュームやら、燃料やら、ホースが一杯。さすが、一昔前。今なら電気ハーネスばかりなんだろうけど。
クランクプーリー、ウォーターポンププーリーを取り外し、恐る恐るフロントカバーを外してみる。
綺麗や~ん‼︎
チョット驚き‼︎
もっと驚きは、クランクプーリーボルトが手で弛んだ事。ありえん。クランクを固定せずにLハンで、手でどついただけで弛んだ…。
ロッカーカバーを外してみました。
錆もスラッジもない。でも、ちゃんと油分はある。
いいぞ~‼︎
ロッカーアーム・カムシャフト、無傷。
擦れた跡さえない。
燃焼室は、さすがにカーボンが付着してますが、写真で見るより遥かに少なく、薄っすら乗ってる程度です。
バルブを外してからゆっくり掃除しよ。
エンジンを分解する目的は、ライナー&ピストンの状況確認とステムシールの交換がメインだから。
これまた、錆一つ無く、綺麗な状態です。
まだホーニング痕が残ってます。
ここまで状態が良いので、ピストンを抜いてリング交換するかどうか迷ってます。
オイルパンを取り外し、エンジン下部からクランクケース内を確認。
これまた、綺麗過ぎる位、綺麗。
ここでエンジンを反転したら、何処にあったって位、冷却水とオイルが出てきたよ。
もし、作業される方がお見えならご注意を‼︎
とは言っても、ピストンは車載状態で抜けそうな気がします。
取り敢えず、本日はここまで。
折角、綺麗な状態なので(錆びてない)何処に保管しよう⁇
今迄みたく、ブルーシート下で放置すりゃ確実に発錆する。
かといって、今でも怒られてるのにこれ以上ウチの中には持ち込めない。
しゃーない。ミッションの時同様に長女(1号車)の荷台に鎮座する事となりました。