さあ、組み立てですよ。

先ずは、どんがら ボデーになにすんの⁇
お化粧ですね。
で、その前は⁇
そう。下地造り。

自動車の構造は鉄板を組み合わせた箱形断面や、
鉄板が重なって溶接されて構成されてます。

こういったトコはどうしても雨水が溜まります。
いくら塗装されていても長年に渡って繰り返し溜まると
錆が発生し、腐食してきます。

厄介な事に、こういった所は目視出来ない所ばかりです。

フレームだったり ドアの下部やら、キャビンの下部だったり。

次女も結構錆汁が隙間から滴れてます。

通常、錆てしまった部分は錆落としをしてからサフェーサ等で下地を作っていきますが
閉鎖空間はどうしようもありません。

が、そのまま見逃す訳にもいきません。
じゃあどうすんの⁇

以前、仕事で、閉鎖空間の発錆・腐食の進行を抑える事をやりました。
錆の上からコーティングしちゃう防錆塗料を塗布するんです。
効果の程は定かじゃないけど、やらないよりはいいでしょう‼︎

調べると、防錆塗料は各大手塗料メーカーから販売されてます。
レストア専門の海外製品やらホントにいろいろ。

但し、価格差が激しいのです。
以前に言われた事があります。
『所詮、軽トラだし、あと何年乗るの?そこまでやるの?』 って。
う~ん‼︎ おっしゃる通りっす。

でも、そこは、こだわり。
だって、折角どんがらにしたのに‼︎

選んだ防錆塗料は
関西ペイントのエスコ。
ニ液性のエポキシ系塗料
価格もそこそこだし。



これを、箱断面のフレームのボルト穴や捨て穴、水抜き穴より
内部に塗布します。

普通のスプレーガンでは無理なので
今回は加圧式のスプレーガン(ノズル式)を用いました。



近畿製作所/KINKI ラストレスコートガン(内面防錆処理用スプレーガン)
ワンタッチカプラー式 D-7KIT

これで狭いすき間から吹き付け(流し込み)ました。
ドア内部やら、キャビン下部、フロア下面 などなど。


 
で、防錆塗装がやっとでけた。



こんな感じですかね
白いトコが防錆材を塗布したトコです。

物干しの話題には触れないで!!
ブルーシートの柱として立派に活躍してます。(^∇^)