省エネ合戦とは私が空手道から学んでいることです。
あっ、ちなみに空手がオリンピックの正式種目に選ばれましたので、
よろしくお願いします。
空手道に関してはこれまで様々な誤解がありました。
東京オリンピックを機に空手の認知が広まったらなと思います。
大きな誤解
努力したものは報われる!?
楽をしようなんてとんでもない??
もちろん完全な間違いとは思いませんが、
必ずしも正解とは言えない。
「成果を出した人は努力した。」
いずれにしても中身が大事と思います。
例えば100m走の練習をしたいのに、1kmを走っていたらどうなりますでしょうか?
①100mダッシュを3本
②1kmを1本
距離も時間も②の方が上ですが、どっちが効果的な練習ですか?
当然①ですね。
これはわかりやすい例ですが、意外と目的と違うトレーニングをしてしまうんですよね~
対人練習の重要性
いろいろなスポーツがありますが、大きく二つに分けます。
①対人競技
サッカー、野球、テニス、バレーボール、バスケ、ボクシングなど...
②単独競技
体操、フィギュアスケート、陸上競技、水泳など...
何となく違いがわかると思うんですが、簡単に言えば「相手との駆け引きがあるか?」
対人競技は相手がいないとなかなか練習するのが難しい。
チーム競技となれば練習の仕方はもっと難しいでしょう。
ただ対人競技の基本は相手との駆け引きを練習することだと思います。
個人のスキルもそれなりに必要ですが。
鍛え方
よくある筋トレをはじめとしたフィジカルトレーニングですが、様々な競技でタブー視されています。
相撲ですらウエイトトレーニングに疑問を感じているくらいです。
空手やボクシングといった打撃系の格闘技でも筋肉があれば勝てるわけではありません。
省エネ合戦ということを言いましたが、筋トレは真逆で、「いかに筋肉を疲労させるか」というものです。
筋トレ上手は競技下手というのも間違いではないですね。
ボディービルダーが鏡でフォームを確認しながらゆっくりと動かしているのを見たことはありますか?
使っている筋肉を意識して、筋肉の緊張状態を保っているのです。
逆に筋トレに不慣れな人が、体の反動を使ったり、他の筋肉を補助的に使って動かしているのを見たことがあるかと思います。
実はスポーツは本来そういう動きが必要なんです。
筋トレは筋トレで区別できるかが大事ですね。