勝者


こんばんは☆
スポーツ全てに通じることだと思いますが、最近私、試合で結果を残すことの意味について考えておりました。
まぁ、その団体の方針によるわけですが、じゃぁ、団体を変えてまで勝つことに集中すべきか!?
競技の世界、世界チャンピオンが一番尊敬されるべき存在なのか!?

「勝つことが目的ではない」←「そんなの負けたやつの言い訳」


このことについて参考になるかはわかりませんが、私の体験談をもとに考察していきます。


他人のものに手を出すな!

実は私が22歳の時に通い始めた道場を退会するかどうか、今年中には結論を出そうと考えております。
そこの道場は試合で結果を出すとか、達人を育成しようとかいうよりは、空手を通じて幸せになって欲しい。
礼儀作法を含めて人間的に成長してほしい。
こういったことがメインではないかと思います。
とてもいい道場だと思っていたのですが、やっていくうちにちょっとした「ズレ」というものを感じ始めました。
どうも緊張感がない。
正しい間違っているの問題ではなく、今の道場の方針の中で子供の指導を考えなくてはならない。
先輩方とも話し合いを重ねてきましたが、やりすぎてしまうと道場の持ち主である師範の考えに合わない指導が増えてくる。
「道場の雰囲気というのは崩したくない」
「例えば子供たちをものすごい緊張感の中で必死に練習させたとしたらチョット違うよね」

こういった議論になったのも、最近の子供達を見ていると身が入らないというか何となく練習している子が多い。
彼ら彼女らは「やりがい」というものを持っているのか!?

そんな中で、「大人の位置づけ」というのも考えなくてはならない。
言ってみれば子供と同じように学ぶことが山ほどある。
ただ、大人と子供がいる中で、大人が自分の練習だけやるのも違う気がする。
でも「私は指導がしたくて入門したわけじゃない」と言われてしまえばそこまで。
非常に難しい~

そこの道場とのつながり、人間的な部分でもとてもいい人達ばかりで、自分に欠けているのはむしろそういった人と人とのつながりではないか!?
そんなことも思いました。
ただ、空手を通じて学ぶことはまだまだある。
会派や道場の方針とズレるならやめるという選択肢もある。


成績を出すべき!?

試合に負けたら確かに悔しい。
結果にこだわらない道場であっても、試合に出る以上負けて涙する子供も多い。
そういった姿を見て、じゃぁ勝てる方法を考えようとなるのか、今日のことは今日でおしまいなのかは、これまた道場の方針。
次の日にはケロッと忘れているなんてのもありですよね。
結局のところ「あの涙」がどこに向かっているかは人それぞれなんです。


勝利の向こう側に何があるのか!?

私もわかりません(笑)
ただ私が今後もし試合の勝ち負けにこだわるのであれば、考えなければならないことだと思いました。
実はたまに出稽古で行っていたところの先輩ともいろいろ話したのですが、「試合の勝ち負けは自分だよね。」
要は自分がどこまで勝ち上がれば満足なのか。


勝利と貢献は違う!

プロの選手であれば応援してくれる人もいるし、スポーツの普及など様々な面で勝つことが求められる。
それが貢献なんだと思います。
裏を返せばスポーツをやる意味のほんの一部分だと思います。
だから極端になると楽しむという部分は欠落します。

一方スポーツをやる上での喜び・やりがい・健康維持そういったことを教えている人々も同じく貢献だと思います。
だから勝つことが全てではないですよね。


選択は様々だが拠点は固めておくべき

これも先輩から言っていただいた言葉なのですが、何を選ぶにしても自分の居場所というのは大事だよねということ。
様々なところで学ぶというのはあるにしても、所属は固まっていないと一人になってしまう。
先ほども書いたように人と人とのつながりってやはり大事。
それが最大の護身術とも言えるかもしれない。


強いって何だろう??

空手を例に挙げるなら、いろいろな流派や会派で技の解釈というのも変わってきます。
絶対的なものってないです。
昔の空手いわゆる寸止めで行っているものに疑問を感じ、極真空手のようなフルコンタクトの空手も生まれました。
相手を倒せば1本です。
ダメージを与えるという意味ではより実戦的ですね。
じゃぁ、柔道やっている人につかまれたらどうするんだ!?
レスリングやってる人にタックルされたらどうする??
相撲をやっている人に打撃が効くか?
考えだしたらきりがない。
試合で勝つことなんてほんの一部分。
その競技を通じて学ぶことはもっとある!!


世界チャンピオンだろうがただの人間

先ほどの「団体の方針」と関係が深いのですが、結果のみを追い求めるなら実力者、極端なことを言えば世界チャンピオンが上の立場であり、どうしたら勝てるかを追求していくでしょう。
ただ忘れちゃいけないのは「団体の方針」。
方針に沿えないなら世界チャンピオンだろうがいらない。
その団体という小さな社会の中での自分の立場というものがある。


自分の身の丈に合っているか!?

学校を例に挙げると、中学校までは義務教育で高校から受験する人が多いかと思います。
やはり通っている学校や部活が自分の身の丈に合っているか・合わせられるかが大事。
偏差値の高い大学に入るために進学校を選ぶのか、レベルの高い学校に入ることより学校生活の充実を期待するか、クラブ推薦で入ったなら勉強より部活なんてところもあるかも知れません。
自分の身の丈に合っているかが大事で、これといった正解はないと思います。


本当の意味の勝敗なんてない

よく人生の勝ち組・負け組なんて言われていた時期もありましたが、試合で勝ったら勝ち組なのか?いい学校受かったら勝ち組?いい仕事していれば勝ち組?
考え方は人それぞれだけど、人の人生は他人のもの。
一番はじめの表題にも書いたように「他人のものに手を出すな!」っていうことだと思うんです。





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