question

ワールドカップまであと2日!
今週末には開幕します。
また全日本の話題に戻りたいと思いますが、ハイブリッド6はどうなった!?
と思われている方も多いと思います。
最近耳にしなくなったばかりでなく、今年の全日本は新戦術らしい戦いではないのではないか!?
と疑問視されているファンも少なくないと思います。

私の個人的な意見ですが、そもそもハイブリッド6は抽象的な概念だったと思います。
眞鍋監督も意図的にハイブリッド6がやりたかった訳ではなく、臨機応変に役割を変えたかったというのが正直なところ。
ハイブリッド6という呼び名はいらなかったはずですが、当然今までのオーソドックスなバレーとは違ったことをした場合に、いちいち説明するのも伝わりづらいために、便宜上ハイブリッド6と名付けたのではないかと。

競技には競技の本質があります。
例えば空手なら「相手の攻撃をもらわずに自分の攻撃をする」
どんなかわし方をしようが、どんな殴り方をしようが、すべてはこの本質に集約されている。
要するに何も知らない人に言わせれば、殴る蹴るをやっているんだという認識になります。
これが実は本質なんです。
抽象的な本質ですが、本質以前に技が先行しては意味がないんですね。
余談ですが、ハッキリ言って空手の技を1個1個丁寧に練習していても、ケンカの強い一般人には勝てないでしょう。
技というのは決まったフォーマットの中でしか機能しない。
つまり具体的であるがゆえに、使えない場面が相当多いんですね。

バレーボール経験者でない私がいうのもなんですが、バレーボールという競技の本質を考えた場合、「自陣のコートにボールを落とさずに、相手コートにボールを落とす」
この本質を追求した結果、なぜ役割に縛る必要があるのだ!?という疑問があがったのではないかと。
そういった自然な流れで戦術が変わった。
ハイブリッド6という具体的な括りすら、もはやいらなくなったんじゃないかと思います。





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