社会人になって始めたテニスですが、もう30数年続けています。


始めた頃はオーソドックスな打ち方が主流。ラケットを薄く握って、真っ直ぐ引いて、真っ直ぐボールを押すよう教えられました。


中学生時代に卓球でシェークハンドのドライブ型をやっていた私にはこのフォームが馴染まず、


ラケットを厚く握って卓球のドライブのように回転を掛ける打ち方をしていました。


厚いグリップでの高い弾道のグリグリスピン。




当時、「まるでクーリエのような打ち方だ」と変人扱いされました。

 

アガシやサンプラスの時代では、厚いグリップで回転を掛けるスタイルが全盛になり、


ようやく時代が私に追いついたと感じたものです。


それから時代はさらに進み、


フェデラー、ナダル、錦織の時代になると、ラケットの進化もあって超スピードテニスが主流となりました。


山なりスピンから、高速フラットドライブへ変化したのです。


私の高い軌道のスピンは時代遅れになり、現代のスタイルに変化しなければなりません。


しかし長年身体に染み付いたフォームはなかなか変わらず、


どこが悪いのか、どのように変えればよいのか全く分かりません。


試合に出ると、若いプレーヤーは速くて力強い球をガンガン打ってきます。


彼らに負けないプレーをするにはどうすれば良いのでしょうか?


悩みまくります。


次へ続く。