子供っていうのは不思議な物を欲しがるもんですよね。
僕は小学生の頃、欲しくてたまらない物がありました。
それは、『地球儀』です。
確か、某国民的アニメで主人公が持ってました。
それ以外にも子供の部屋と言えば地球儀と言っても過言ではないほどにテレビの中の子供の部屋には置いてありました。
僕はそれが欲しくてたまりませんでした。
今から思えば芸能人愛用とかのファッションを真似したがる人と同じ様なものだったんでしょう。
ある日のこと家についに地球儀が来ることになったのです。
たしか、百科辞典か何かの教材を買ったらプレゼントとして貰えたのです。
僕は大喜びしました。
ついに待ち望んだ地球儀が手に入るのですから。
そして、我が家に地球儀が来ました。
着いたその日から、クルクル回しては指で止め、止まった国の名前を確認しては回したり日本を探してみたり、アメリカの位置を確認したり、それは楽しい一時を過ごしたのですが。
そんな日々も長くは続かなかったのです。
というのも、ある日疑問を抱いてしまったのです。
「っで、地球儀は結局なにをするものなんだ?」
それ以来、家の地球儀は静止したままです。
しかしそれでも、地球は回っている。
なんの話や。