す。「すぐ。すぐそこまで・・」
僕は道の上にいる。
正確には、道にしがみついている。
ブラブラ・・
大きな、おおきな
白い、真っ白い鳥が
大きな羽根を羽ばたかせながら
話しかけてきた。
でも
真っ白な、その鳥は、とてもとても大きいので
その大きな鳥の顔は、僕のこの場所から、ずっと、ずっと遠くにある
(僕の隣には、その鳥の羽根の先しか見えない)
大きな鳥は、僕に何か言っているようだが・・
もっと大きな声で話してくれ
と、僕は、グニャグニャにしがみつきながら
真っ白な鳥に言った。
乗せてやろうか?
運んでやろうか?
何秒か遅れて、真っ白な鳥の声が、僕の所まで届いた。
今、その鳥の声が聴こえたということは、僕の声が、白い鳥の耳に届くのは
もう少し後か・・
しまった!
馬鹿なことを言ってしまった・・
乗せてやろうか?
運んでやろうか?
大きな鳥の
真っ白な鳥の声は
ずっと、ずっと聴こえてくる。
どこまで運ぶんだ?
僕は、そう思ったが、
もう、ずっと
乗せてやろうか?
運んでやろうか?
という声が、聴こえてくるから
少し、嫌になって
丁重に断ることにした
(本当は、その、真っ白な、大きな鳥に乗るのが怖かっただけ。
僕の隣にある、大きな鳥の羽根の先に乗ると、落っこちてしまいそうだから。
なんせ、そこから、その鳥の真ん中までは、ずっとずっと遠いから。)
つづく・・・・・・・・・・・・・・・
なんか毎年この日になるとこう、なんか時間に逆らいたくなる。すぐすぐそこまで来てる。