マダガスカルにやってきて2度目の雨期が始まり、

任地チルヌマンディディの日差しもどんどん強くなってきています。

 

先日は雨期特有のバケツをひっくり返した様な激しい雷雨があり、久々に停電!

キャンドルの灯りで読書というロマンチックな夜を過ごしました笑

 

今回も前回に引き続きマジュンガ出張の後編をご紹介します!

 

 

キラキラ輝くマジュンガの浜辺

 

 

稲作で栄えていたMarovoayの町から、漁業で栄える港町Mahajangaにやってきました。

港町ということもあり規模も広く栄えていますが、ゴミゴミとした雰囲気はなく、

海沿いらしいゆったりした空気が流れている町です。

 

 

海辺には船がたくさん

 

 

任地にはない3輪タクシー「トゥクトゥク」

 

任地チルには大きな道路はなく、道を行き交うのは人力車のプシプシがほとんど。

人口密度も高く、昼夜問わず賑やかな町の雰囲気に慣れているため、

Mahajangaの町の規模感やのんびりした空気がとても新鮮でした。

 

ここでは主に漁業関連の施設や養殖場を見学。

過去に日本の支援で建設された施設も多く残っていましたが、

建物の維持費が負担できずに使われなくなってしまったというケースもちらほら。

 

任地でも海外からの支援で建設されたものの、

管理できずに無駄になっている公共トイレなどを見かけます。

支援から手を引いた後、いかに現地に根付かせるかこそが正念場であることを、

改めて感じた現場訪問でした。

 

 

座学での講習会の様子。

 

 

出張後半には今回のメインイベントであるMahajangaのDRAEPとの交流会!

海沿いの素敵なホテルで、お互いのプロジェクト紹介やリーダーシップ研修を実施しました。

任地チルのDRAEPは男女比7:3と圧倒的に男性が多いのですが、

Mahajangaの職員はほぼ女性!みなさんたくましく働いていました。

 

 

なかなか見る機会のない海に嬉しそうな同僚達と
 
 

ランチは浜辺で炊き出しご飯

 

 

Mahajanga、BongoravaのDRAEP職員全員での集合写真

 

 

そんなこんなで怒涛の1週間が終了。

始めはビクビクしていた出張ですが、無事体調を崩すこともなく終えることが出来ました。

(ただ、ストレスからか1週間で2.4キロも痩せてました・・笑)

 

他任地の施設訪問を通して積んだ経験もさることながら、

出張を通して職場の同僚達との距離が一気に縮まったことが、今回の大きな収穫でした。

人と近づくのにはやはり、寝食を共にするのが一番手っ取り早い様です。

 

活動も残り1年。愉快なDRAEPの同僚たちといい関係を築いていきたいと思います!

 

 

キラキラ輝くマジュンガの海