マダガスカルといえばバオバブの木。そして映画でお馴染みの野生動物!
ということで、前回に引き続きムルンダヴァ旅行後編をお届けします!
ターザンごっこを優しく見守るガイドのお兄さん
キリンディ森林保護区はムルンダヴァから約60㎞北東に位置する自然保護区。
広さはなんと約1万2500ヘクタール!東京ディズニーランドとシーを合わせても
たったの100ヘクタールとのことなのでまずその広さに驚きです。
前回ご紹介したバオバブ並木からでこぼこのオフロードを車で進んでいくと、
バオバブの生えていた開けた砂地から一転、広大な森林に突入します。
童話に出てきそうなメルヘンな雰囲気・・・
キリンディ森林保護区のツアーはムルンダヴァから日帰り観光も可能ですが、
今回はナイトサファリを体験するために、敷地内にあるバンガローに宿泊しました。
2人一部屋のバンガローにはトイレもシャワーもついています。(お湯は出ません)
蚊帳もしっかり張られているため、虫に悩まされることもありません。
ナイトサファリは18時から約2時間程かけて夜の森を散策するツアーです。
ヘッドライトをつけたガイドさんと一緒に幅の狭い獣道を歩きながら、
夜行性の動物を探していきます。
前を歩くガイドさんの足元のみが頼り。
写真の通り本当に真っ暗なのでそう簡単に動物を見つけることはできませんが、
その分たまにひょっこりと顔を出す動物たちに大興奮!
まん丸おめめが可愛いコビトキツネザル
暗い森をズンズン進み、背の高い木の上にいるサルを見つけるガイドさんには驚き!
時折「あれ、道わかんなくなっちゃった」という笑えないギャグも飛ばしてきます。
こんな場所で一人取り残されたらと思うと・・・怖すぎる!
翌朝は早朝からモーニングサファリへ。
昨晩歩いた森と同じ場所のはずなのに、朝晩で景色が全く違って見えます。
そして、ふわふわのキツネザルたちがたくさん!
朝のお食事中。葉っぱしか食べないそう!
顔だけまっくろ
ばっちりカメラ目線
チャイロキツネザルの親子
手が人間みたい!
長~いしっぽ!
「サファリ」と聞くと広大なサバンナにライオンやシマウマが走っているイメージですが、
マダガスカルにはその様ないわゆる「サファリ」はありません。
今回散策した森林も、野生のサルが駆け回る湿っぽいジャングルではなく、
カラッとした空気に包まれた爽やかな雰囲気でした。
保護区内のバンガローは想像以上に清潔感があり快適に過ごすことが出来ました。
ただ・・これがマダガスカル赴任直後だったらハードルが高かったかもしれません。
任地での生活で不衛生さやインフラの整わない生活に慣れてしまったため、
良くも悪くも日本人感覚が薄れてきているなぁと感じます笑
初めての国内旅行はとっても良いリフレッシュになりました!
マダガスカル国内の旅行は移動の不便さがつきものですが、
帰国までに出来るだけ様々な場所に出向いてみたいと思います。
バオバブ並木の幻想的な夕焼け