5/27~5/30に赴任後初のマダガスカル国内旅行に行ってきました。
行先は、小説『星の王子様』で有名なバオバブの木が見られるモロンダバ。
今回はその圧巻の景色と共に旅行の様子をご紹介します!
モロンダバはマダガスカル南西の海沿いの町。
首都からは車で12時間程の場所に位置しています。
直線距離では任地チルヌマンデディからの方が近いのですが、
道が整備されていないので一旦首都に移動する必要があります。
マダガスカル語読みではMorondava(ムルンダヴァ)ですが、
日本のサイトやガイドブックには「モロンダバ」と表記してあることが多いです。
モロンダバでは小説「星の王子様」にも登場するバオバブの木が見られます。
木を地面から引っこ抜いてさかさまに突き刺した様な、
なんとも不思議なフォルムのあの木です。
星の王子様とバオバブ
幼い頃にテレビの旅番組でバオバブの木を観て以来、
一生に一度は実際に見てみたいなぁと思っていたこの木。
マダガスカル派遣が決まった時には何か運命的なものを感じました。
3泊2日の内、車に乗っている時間の合計が30時間以上というハードな旅程でしたが、
国土が広く交通手段が整っていないマダガスカル国内を旅行すると
こういったスケジュールになることが多々あります。
モロンダバからバオバブ並木までは道が舗装されていないため、
雨季は道が悪く通ることが出来ません。
そのため、乾季である今の時期を狙って訪れたのですが・・・やっぱり道が悪い笑
文字通り座面から体が浮いて車の天井に頭をぶつけるほどの悪路!
車酔いしやすい方は酔い止め必須です。
そんな車に揺られること約1時間。
見えてきたのは同じ地球とは思えない景色でした・・
あっ!バオバブ!
そこら中にバオバブ
そびえ立つバオバブ
違う惑星に降り立ってしまった様な、ファンタジーの世界に迷い込んでしまった様な景色。
高い、大きいという形容詞では表現しきれない圧倒的な大きさです。
こ~んなにでっかい!
下から見上げるとこんな感じ
並木道のバオバブは大体樹齢500年程だそうですが、
アフリカ大陸には樹齢数千年に及ぶバオバブもあるそう。
(バオバブには年輪がないため、正しい年輪を知るのは難しい様です。)
並木道の周辺には村が点在しており、道中その様子も垣間見ることができます。
小さな家が並ぶ敷地内にドーンッとバオバブが生えていたり、
家の屋根に頑丈なバオバブの樹皮が利用されていたりと、
村の人々はバオバブと共に生活しています。
彼らにとっては普通の暮らしなのですが、観光客目線ではなんだか不思議な光景でした。
所々に見える丸いものがバオバブの実。
バオバブジュースを頂きましたが味の方は・・・でした笑
マダガスカルと言えばバオバブ、そして忘れてはいけないのがキツネザル。
ということで、次回はキリンディ森林保護区のサファリツアーの様子をご紹介します!