「青年海外協力隊?アフリカで井戸掘るの?」
出国前に色んな人にこの言葉を言われました。
青年海外協力隊=アフリカで井戸掘りという謎のイメージはまだ根強い様ですが、マダガスカルに赴任して4ヶ月…まだ井戸は掘ってませんし、今後掘る予定もありません笑
じゃあ何してるの?と聞かれる事が多いので、最近の活動の様子をかいつまんでご紹介します!
1, 日本語教室(もどき)
障害児学校や教会、ボーイスカウト、NGOなどで子供向けに日本語や日本の歌、遊びを教えています。とはいえ、これまで子供と関わる仕事やボランティアをしてきた事もなく、どれも初体験でまさに手探り状態!
日本語の挨拶、ジャンケンや手遊び歌などなど。前に立って教える事もマダ語も不慣れでたどたどしさMAXなのですが、毎度それなりに盛り上がってくれる子供達の純粋さが何よりの救いになっています。
先生方もメモを片手に熱心に日本のアクティビティを学んでくれます。自作の教材は帰国時に綺麗にラミネートしてプレゼントしようと考えています。
2, ラジオのお料理番組
毎週月〜金の朝、地元チルヌマンディディのラジオで栄養改善メニューの紹介をしています。
7色栄養素とレシピを紹介するラジオ番組
先輩隊員の活動を引き継ぐ形で始めましたが、これがなかなか大変!
毎週5種類の栄養満点レシピを考え、マダ語に訳して収録していきます。そもそも料理が得意な訳でもないのでレパートリーも少なく、毎週ネタ探しに一苦労。
朝から職場のPCで料理サイトを検索していると、同僚から「もうお腹空いたの?トモコは食いしん坊だなぁ!」と一言。違うよ、仕事だよ!笑
慣れてきたらレシピ以外にも、日本語や日本の文化紹介などもしていきたいなと考えています。
3, 稲作関連
配属先のDRAEで実施しているJICAプロジェクト(PAPRiz2)関連の活動も少しずつ進めています。
とはいえ、稲作はおろか農業関連の知識が一切ないため、今は現場について回り勉強させてもらっています。
2月半ばに控えているPAPRiz2普及員向け研修に使う米の苗をこの圃場で育てます。2週間程で苗が育つとのことで今から楽しみにしています。
稲作技術を直接教えることは出来ませんが、実際の米作りに携わる農民の小さな声を拾いながら、専門家と現場を繋ぐパイプになれればと思います。
こんな形で、ある時は学校の先生、ある時は料理人、ある時は稲作普及員とカメレオンの様に役割を変えながら活動しています。いよいよ自分が何者か分からなくなってきました笑
こんな形で、ある時は学校の先生、ある時は料理人、ある時は稲作普及員とカメレオンの様に役割を変えながら活動しています。いよいよ自分が何者か分からなくなってきました笑
ただ、どこかでこの一つ一つの活動が線で結ばれる日が来ると信じて、今は来るもの拒まず色んな事にチャレンジしていこうと思います。