Tratrin’taona!(明けましておめでとうございます!)

マダガスカルは雨季真っ只中で真夏の暑さでお正月感がまるでありませんが、無事2019年のスタートを切ることができました。
数年前はまさか2019年をマダガスカルで迎えるとは夢にも思っていませんでしたが…笑

そして12月はクリスマスシーズンという事もあり、任地チルヌマンディディ も大盛り上がり!
遅ればせながらマダガスカルで過ごしたクリスマスと年末年始の様子をご紹介します。

教会に向かうおめかしした可愛い赤ちゃん。


マダガスカルは国民の半数以上がキリスト教徒。
任地チルヌマンディディ (以下チル)にも町中の至る所に教会があり、朝昼晩と鐘を鳴らしています。

町の中心にある教会。


そんなキリスト教国マダガスカルでは、24日、25日は国民の祝日となり仕事はお休み。24日は家族と過ごし、25日は朝から教会でお祈りをします。

なんでもクリスマス〜年末年始にかけてはフェティ(Fety : 祭りやイベント事)が多いため、派手にお金を使う人が多いそう。鶏やカモをさばき、お酒を飲み、普段より贅沢な時間を過ごします。

私たち日本人も奮発してチキン&ビーフでプチクリスマスパーティを開きました。


そんな陽気な時間もつかの間。一通り祭り事が終わる2月中旬以降は一気に貧乏生活に逆戻り!テレビや携帯電話、鍋などを売って食いつなぎ、また年末のイベントに向けてせっせと働くとのこと。(もう少し先を見据えた楽しみ方が出来ないものでしょうか…?笑)

クリスマス当日25日はマダガスカル人の友人と一緒に教会へ。ドレスアップした子供や青年たちが舞台で歌って踊り、神父様が身振り手振りのオーバーアクションで説教を繰り広げるファンキーっぷり!想像していた厳かな教会のイメージを見事に覆されました。

アップテンポな賛美歌で歌って踊る子供達。



『ジングルベル』マダガスカルver.


そんな賑やかなクリスマスが終わるといよいよ2018年のカウントダウンが始まります。

年末年始は首都で働く家族や子供もみんな任地の実家に帰って来ている様子で、ご近所にもぞくぞくと知らない顔ぶれが集まって来ます。

「これは年末かなり盛り上がりそうだな」と思っていたら予想的中…いえ、予想をはるかに上回る盛り上がりに度肝を抜かれました。

12月31日夕方から徐々にご近所から聞こえてくる音楽のボリュームが上がっていき、日付を超える頃にはもはやクラブ状態!ズンバやらダンスミュージックやらを四方八方から爆音で流すため、耳を塞いでも身体に振動が伝わってくるレベル。
結局朝4時近くまでパーティは続き、初夢どころかほぼ一睡も出来ないまま2019年を迎えました。


寝不足の中、意地で見に行った初日の出。


クリスマスに年末年始と、マダガスカルの明るく賑やかな文化を感じられた12月でした。
(ただ、やっぱり私は日本の静かなお正月が大好きです笑)

2019年も活動や現地での暮らしの様子についてご紹介していきますので、宜しくお願いします!