写真はクローン羊のドリー(左)とその仔のボニー。
あまり知られていないようだが出産もしているのだ。
死んだことは話題になったのだが・・・。
247回の失敗の果てに、この世に誕生したドリー。
生まれた瞬間から老化していた、との見方もある6年の生命。
死亡のニュース、海外のサイエンスニュースの第一報(2003年)を今も保存しているが、「研究所で生まれ」たのでははなく、「研究所で創造され」たという記述が悲しい。
やんちゃな顔の子羊、ポニーが可愛い。
「ドリー(羊)」のWikipediaには、ボニーのその後の記述どころか出産の記述すらない。
普通の羊として生きては居なかったと思うけれど、お父さんは普通の羊だったようだから、ドリーよりは普通に元気に、長生きしてくれていたらいいなぁ。
(クローンは既に有る体細胞を培養して生体にするから、「生まれたばかりでも細胞が歳を取っている状態」になるのですが、自然交配で生まれたボニーは、ちゃんと生まれたての細胞が分裂を繰り返して子羊になった子なので、羊の一般寿命(12年くらい?)を生きることができたんじゃないかと 思いたい)
ボニーを生む前のドリーの写真は、妙に目が、深く淋しく見える。生まれたときから細胞が年老いている というのはどういう状況なんだろう と、その情報を持って見るから、一般人が感傷的に、そう思ってしまうだけ なのかもしれないが。
ボニーと一緒の写真のドリーは、一匹で写っているものよりも、可愛い顔をしている^^といつも思う。これもただの気のせいなのかもしれないけれど。。。愛しいものと一緒に居る顔。自分の周りを元気に飛び跳ねて擦り寄って眠る小さきものを見守る優しい目。普通の「お母さん羊」の顔^^。
元ち○せさんの歌に「羊のドリー」というのがあって、うろ覚えでの歌詞は
「Dolly the sheep,a cloned animal.六歳で生まれて、生まれたときから大人。メーメー鳴いて尋ねる“私は誰?”。鳴いた声まで誰かと同じ。そっくり同じ」みたいな感じだったと思う。
ボニーが生まれて、「ボニーの母ちゃん」になって^^。可愛いボニーを愛してやっと、バラバラだった心と身体(細胞)がちゃんと一つの「ドリー」になれたのかな、・・・なんて。
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某観光農場では母の日に、子羊たちの囲いを開け母羊の元に授乳に走らせるとき(ちゃんと自分の母ちゃんのところに、子羊たちはまっしぐらに駆けていくようだ^^。)、子羊一匹づつにカーネーションを付けて走らせるらしい。(子連れで遊びに行った友人からの情報^^)。そんな話を思い出して、そこからドリーに行き着いた。今日は五月の第二日曜。・・・某社で後輩男子から、手作りの肩たたき券をいただきましたよ っと @;-ェ-@ノ□□□□□(五枚つづり)。
カキチラシ (一部08改定)