稽留流産③ | アラフォ~の私、部分胞状奇胎と言われました

アラフォ~の私、部分胞状奇胎と言われました

アラフォーのワーキングマザーです。二人目を妊娠、何もかもが薔薇色で幸せすぎたあの日、まさかの稽流流産→部分胞状奇胎…
人生は理不尽です。
一体、私はどうなっていくんだろう…そんな私のゆるいブログです。

夫と母に電話すると二人とも仕事中なのに、病院に飛んできてくれた。

私はその間、血液検査をしたり、入院の手続きをして気丈にふるまっていた、と思う。

二人が来てもうっすら笑って、ちゃんと説明していた、と思う。

待っている間、私はかばんについていたマタニティマークをそっと外した。


来週やると決めた手術の日にちに関しては、すぐ、つまり翌日にやった方がいいと言われ、月曜日から急遽明日に変更することにした。心の準備なんて全くできていなかったけど、先延ばしにしておいてもいいことないだろうと考えて、言うことを聞いた。


それから私は職場に戻った。仕事の合間に妊婦検診、のつもりだったから。

でもこうなった以上、とても仕事に戻れない。

とりあえず、夫の車に乗り、オフィスへ…翌日の手術で会社を休む旨を妊娠していたことを知っている同僚には事情を説明。


幸い、妊娠したことはまだ上司や他の人たちにはいってなかった。

もうすぐ安定期に入るから、そうしたら言おうと思っていたのだ。

こんなことになるなんて…


そして帰りの車の中で、私は初めて泣いた。声を出して、子供のように泣いた。


無理だってしてなかった。

疲れた時は休んでいたし、睡眠も栄養も十分とっていた。

神社やお地蔵さまには日頃から手を合わせていたし、お墓参りも毎月行っている。

そんな私がなぜ?

心拍確認できたからほぼ安心って、鍼の先生も言ってたよね。

なんで私?他の人は何も問題なく妊娠してるじゃないの・・・


落ち着いた今、この時のことを振り返っても胸が痛い、辛い、苦しい…人生40年近く生きてきたけど、こんなにしんどかったのは初めてだよ。