ろりぽっぷ園にお邪魔するようになって３年
当時園長だった安保せんせいの衝撃的な話を聞いてから
私のわが子へ求めるものがガラリと変わりました。
英語ができるようになってほしい！人より早くひらがながかけてほしい。
泳げるようになってほしい・・・そのほかにもいっぱい期待を持っていました。
だけど、本当は違っていたの。
大事なことは「生きる力」
あなたのお子さんは自分でごはんを分けることができますか？
一つのトレーに入ってある大好きなおかずをみんなに行きわたるように分け合うことができますか？
これを見た時のショックだったことはいまだに覚えています。
うちの子はごはんもよそえなかった。
もちろん、お味噌汁だって。
「やけどしたら危ない！」「ごはんつぶを落としてしまうし・・・」
そんな大人の勝手な判断でやらせていなかった。
でも、ここの子供たちは違います。
３歳の子たちからみんな自分の分は自分で用意ができるんです。
大好きなおかずもみんなで食べられるように・・・と考えること
生きていくために必要なことなんです。
雑巾がけだって同じ。
飲み物をこぼしたら、誰がふいていますか？
こどもたちが自分で雑巾を持ってきて汚れをふき取り、そして、雑巾を洗って干す。
当たり前のことが「ママがやってくれる」思いで、自分でできないのです。
ここの園に来てから我が家では、大皿におかずを出すようになりました。
自分でごはんや味噌汁をよそうようになりました。
やけどもしました（笑）
だけど、やけどしないようにするための方法も覚えました。
今日もたくさんの気づきをくれた園に感謝です！