振り返り4日目 | ★☆まったり☆★ 

振り返り4日目

改めて、なぜ私が、べーが旅立った経緯を振り返ってみようと

考えたのか。。。 それが、なぜ感謝の気持ちとしてなのか?


まずは、自分自身を振り返ってみたいという気持ちと、

べーが、元気にしていた頃から、たくさんの犬ブログを

私自身も見てきました。 中には闘病中や、旅立ってしまったコも

少なくありません。 が、亡くなった原因や経緯が書かれたものは

ほとんどありませんでした。

私は、何故亡くなってしまったのか?原因は何か知りたいと思っていました。

興味本位ではなく、今、生きているコへのメッセージとしてです。


もし、べーと同じ症状が出たら・・・記憶の片隅に、この記事があれば

病気を疑い、早期に見つけ出すことができるかもしれない。

べーとのこの1週間は、私にとって封印したいものではなく、

活かされていると思っています。  

以前、テレビで見た飼育員が言った言葉が、まさにそれ。。

『動物を亡くした経験が、動物を生かす事ができる』


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昨日、抜いた針を入れなおしてもらうため、午前中に病院へ。

この日は検査もなかったので、少し先生と話をしてた。


べーちゃんは、先天性のものではありません。

今となっては、もちろん仮定でしかないですが、

長期に渡る下痢で機能がくるい、腸を治そうとする働きが

腎臓を攻撃し始めたんでしょう。。

ここまで、腎臓が腫れてしまうには2.3週間かかります。


・・・・・・・・・・。

あの腫瘍ができたのが病気がわかるちょうど2週間前。。

言葉が出てこなかった。。ごめんよ。。ごめんねべーちゃん。

私に、一歩踏み込む知識があれば、こんな事にならなかった。

べーは、ちゃんと信号を出していたのに・・・・・。



帰宅後、また上手く点滴ができない。。。病院に電話を入れる。

先生は、往診の車が出てるから、寄ってもらえるよう連絡を取ると

言ってくれたが、残念な事に電話の途中で帰ってきてしまった。。

もう一度行くのはべーの体力的に無理。。


1つの病気で、2つの病院に通うのは、タブーであるが、

べーの事を考え、A病院がフォローという形で協力してくれる事になった。

夕方、A病院に針を入れなおしてもらいに行く。

A病院の先生も、B病院の院長を知っているらしく快く了解してくれた。



どうにか、うまく点滴をする事ができた。

更に嘔吐が激しくなってきていた。

この日も、何かと試してみたが、結局食べれず吐いた。


記憶が曖昧で、どこらへんからかハッキリわかりませんが、

黄色い、オレンジ色の嘔吐物で、最初は胃液だと思っていましたが、

便も全く同じものだったので、胆汁のようなものが吐き下し状態でした。



心配し電話をくれる人達に、私は何度も『べーが死んでしまう・・』

と、泣きながら話していました。


べーは私の言葉を理解しているようでした。

べーはきっと、自分の体の変化と、ずっと泣いている私の姿

そして、私の言葉から、『ボク・・どうなってるん?死んでしまうの??』

と、不安に思い、そして自分が長くないことを知ってしまったようでした。


もう2度と言わない!  私の言葉がべーを苦しめている。

べーちゃん。大丈夫やで。。。ごはん食べて、ちゃんとお薬のんで

がんばろうな。 ちゃんと治るから。 またお散歩行くよ。。

ほら・・・桜が咲き始めてる。 

窓から見える小さな公園に1本だけある桜の木が、

ずいぶんピンクに染まってきているのを、べーを抱き上げ

窓から見せてあげました。

あの公園。すごい近いはずなのにドコにあるんやろうね。


べーの足はふらついて、フローリングで滑ってコケてしまうので、

骨折しないように、トイレをラグの敷いてある部屋の中に移動させました。


べーは、シッコはトイレシート、大きいのは何故か風呂場でするんです。

何度、失敗してもいいからと言っても、べーは風呂場に歩いて行きます。

すぐコケるので、抱いて風呂場に連れて行くのですが、

今度は、風呂場で足を滑らせコケてしまうので、心配でした。

どんなに辛くってもちゃんと、いつものように行動しようとしていました。

ただ、体がついていかない。。その姿が、なんとも言えず健気で・・・・。


明日は、少し外に出てみようか?

先生も気分転換に・・って言ってたもんね。