会社帰り、これ以上ばびびにふさわしい事はなかろう、と言う勢いで犬のフンを踏みました

やんちゃな小学生時代であれば、天高く飛んでいけと靴ごと遠くへ蹴り上げたでしょう
多感な中学生時代であれば、世界中の誰よりきっと俺は不幸だろうと思ったでしょう
花も恥じらう高校生時代であれば、そそくさと水道を探し、おのれの足とともに洗い清めたでしょう

しかしもうばびびは大人です
犬のフンくらいじゃ動じません
そもそも最近の犬はもっぱらドッグフードでしょうから、フンつったって強烈に臭わないでしょう
家に帰ればファブリーズだってあるし、最近の洗剤は高性能だからまっさら綺麗になるでしょう
可愛いワンちゃんは散歩で上がったテンションのまま、幸せな気持ちでフンしたのでしょう
飼い主も、もしかしたらこのすぐ近くの木々の栄養になれば、とあえて放置したのでしょう
穏やかな気持ちの中、わたしは恋人に微笑ましい今の光景を電話することさえできます
「マジで!?だいじょぶなの!?」と目の前で驚く恋人にだって、やさしく微笑む事が出来ます
「洗ったげるから、脱ぎなよ靴」なんて言われても、やんわりと断る事だって出来ます
「ねー、ホントにだいじょうぶ?」と心配するその唇に唇をあわせて黙らせてしまおう、とか思います
「…不意打ちでびっくりしちゃった…」と頬を赤く染める相手を、いとおしく思います


ていう妄想で飛べます うんこついてるけど
ばびびは大人ですから うんこついてるけど
ばびびはうんこですから うんこついてるから


テンカもブンタも可愛いと思うけど、にゃ七が一番可愛いと思うんだ (現実逃避