バカヤロー経済学 | バベルの図書館

バカヤロー経済学

バカヤロー経済学 (晋遊舎新書 5)/竹内 薫


「バカヤローな権力者とマスコミにつける薬」



日銀が追加金融緩和を行いましたが、失望で結局円は先週の水準に戻りつつあります。

そもそもお金が余って行き場が無く、国債が買われている状況でさらにお金を増やしても市中の金融機関は困ってしまうでしょう。また今回程度の緩和では、欧米の強烈な緩和策の前には殆ど意味を成さないといえます。

本当に円安にしたければ、もっと苛烈な緩和策+為替介入(これは財務省の管轄ですが)くらいの事をしないと市場は反応しないと思いますし(リスクも大きいですが)、そもそも円高が本当に悪いのかというところも見極める必要があるのですが経済・金融音痴の今の民主党には無理な相談といえるでしょう。

そこで今回の本です。ちょっと前に話題になりましたが、変なタイトルとは裏腹にとても分かりやすく、為替、金利、政策、税金など主要なポイントについて本質をついた内容になっています。(特に金融政策と財政政策の解説は相当わかりやすいです)。

民主党も新人研修で選挙のやり方ばかり教えるのではなく、まずはこの本を読み込んで基礎を叩き込む事を考えたほうが良いと思いました。

難易度 ★★☆☆☆
インパクト ★★★☆☆
泣ける度 ★☆☆☆☆
笑える度 ★★★☆☆
怖い度 ★☆☆☆☆
考えさせられる度

★★★★☆

推定読了時間 4時間