ディズニー7つの法則 | バベルの図書館

ディズニー7つの法則

トム コネラン, Tom Connellan, 仁平 和夫
ディズニー7つの法則―奇跡の成功を生み出した「感動」の企業理念

「数値では測れない価値。サービスの真髄はディズニーにあり」


ちょっと古い本なのですが、紹介したくなりました。


私はディズニーランドがかなり好きです。男だからとか、いい年してと言われてしまいますが、好きなものはやめられません。思わず一人で行ったこともありますし、ユーロディズニーなどロンドン時代に5回もいきました(あそこは空いているのでかなりお得です)。


なぜこの本をいまさら紹介したくなったかと言うと、先日香港ディズニーランドが開園したからです。ですがニュースで見た人もいるかもしれませんが、評判があまり良くありません。


中華圏のHPなどでは論争にもなっているのですが、理由として
①スタッフの対応がよくない
②中国本土の客の態度が悪い(立ちションまでする人がいるそうです)。


私はもう少し落ち着いてから行ってみようと思っているため、実態は良く分からないのですがオリエンタルランドの株主にまでなっている僕からするとこれは由々しき事態といわざるをえません。どちらが悪いにしても、どちらもこの本を一度読んだほうがいいと思いました。


この本はディズニーランドがなぜ永続的に人々に指示されるのか、その秘密を5人のビジネスマンが探るという形で進んでいきます。彼らはディズニーランドに厳然と定められる良きホスピタリティーのルールと、それを不断の努力で日々こなすスタッフ達の献身的な姿にたどりつきます。これこそサービスの真髄であると。


ディズニーキャラクターやアトラクションがどれだけすぐれていてもそれだけで同じテーマパークが長く支持されるものではありません。やはりその裏には人の努力の積み重ねが隠れているものです。


ウォルトディズニーがディズニーランドを造ろうと提案した時、周囲は猛反対したそうです。ですが彼の執拗な執念が周りを納得させ、夢の国は実現にいたります。そしてそのDNAは今も変わらず訪れる人に魔法をかけ続けています。


どれだけ機械化されても人の成すサービスという価値は決して失われる事がありません。そしてそれを絶やさず続けることが「ディズニーパーフェクト」と呼ばれるような奇跡を生むのでしょう。


香港ディズニーランドが早くこの域に達する事を祈るばかりです。



難易度 ★★☆☆☆
インパクト ★★★☆☆
泣ける度 ★☆☆☆☆
笑える度 ★☆☆☆☆
怖い度 ★☆☆☆☆
考えさせられる度 ★★★☆☆
推定読了時間 6時間