ヒレハレ草 | バベルの図書館

ヒレハレ草

太田 光
ヒレハレ草

「何にせよ、笑っておけばとりあえず丸く収まる」


タレント本というと敬遠する人がたまにいますが(特に本読みには多い)、私は時々買う事があります。といっても基本的にお笑い芸人、特に漫才出身の人の本しか買わないのですが、その中で欠かさず新刊を買うのがこの爆笑問題太田さんです。


他にも多くのエッセイや評論を出している太田さんですが、今回はこのヒレハレ草を紹介する事にしました。理由は?というと難しいのですが、なんとなくタイトルと本人が一番マッチしているのがこの本だと思ったからです。


とにかく時事ネタを笑いを含ませながら切らせたら、今この人の右に出る人はいないのではないでしょか?落語の様なリズムをベースに縦横無尽に言葉をあやつり、どんな事件や出来事も盛り上げ、かく乱し、時に合い方をこき下ろしながら見事に(たまに意味不明に)しっかりと落としてくれます。


言葉を操る職業の人は数多くいますが、喋っても書いても職人の技を見せてくれる稀有な才能だと思います。眉をひそめたくなるような事件が多い昨今ですが、こうした絶妙なバランスの笑いのおかげで一息つけるものだと改めて感心してしまいました。


難易度 ★★☆☆☆
インパクト ★★★☆☆
泣ける度 ★☆☆☆☆
笑える度 ★★★★☆
怖い度 ★☆☆☆☆
考えさせられる度 ★★☆☆☆
推定読了時間 3時間