毎日かあさん | バベルの図書館

毎日かあさん

西原 理恵子
毎日かあさん カニ母編

「愛すべき家族の肖像。西原哲学は子育てにも通ずる」


以下のようなニュースを目にしたため、この作品を紹介することにしました。


「毎日かあさん」論争、表現の自由か教育的配慮か

子育てに対する考え方は人それぞれでしょうし、今は学校の先生もいろいろと大変な状況なのだと思います。無論私は当事者ではないため実際にどういう状況なのかは知る由もありません。漫画が元で不登校になった生徒がいるとでもいうなら問題な気もしますが、そういう事でも無いようですので難しいところです。


ただこの作品を読んで「迷惑」と言ってしまうのは、なんとも殺伐としているというか余裕がないというか少々寂しい気持ちになってしまったため、少しでもこの本の良さを伝えられればという思いで今回紹介する事にしました。


本人のはちゃめちゃ体験を綴った「できるかな 」のような作品も良いのですが、やはり西原さんといえば市井の弱い立場の人をユーモアと独特の情緒で表現するところに真髄があるかと思います。


毎日かあさんはその二つを合わせたような作品で、図らずも(?)シングルマザーとなった西原さんの子育て奮闘記です。


厳しくもやさしい。バカだと思っても愛情を忘れない。子育て中の人だけでなく独身者の私にですら家族を築く事の厳しさと喜びを共有させてくれる作品です。


一コマ一コマに隠された、全ての子育て中のお母さんへのエールを感じ取ってもらえればと思います。


難易度 ★☆☆☆☆
インパクト ★★★☆☆
泣ける度 ★★☆☆☆
笑える度 ★★★★☆
怖い度 ★☆☆☆☆
考えさせられる度 ★★☆☆☆
推定読了時間 1時間