反社会学講座 | バベルの図書館

反社会学講座

パオロ・マッツァリーノ
反社会学講座

「いつも心に批判精神を」


心理学関連の本を紹介したので、次は社会学の本です。


前回の本はアカデミックでかなりシリアスな内容でしたが、この本は著者がイタリア人(?)なせいかラテンのノリで痛快に社会学の欺瞞を暴こうとする良書です。


「凶暴な10代」、「ひきこもり」、「学力低下」。こうしたメディアを賑わす社会問題とそれをアカデミック(?)に、自信満々に裏付けている社会学者達。そうした危うい情報に対する処世術をこの本は教えてくれます。


何を報道し、発表するか、その自由は民主主義の根幹です。ですがそれを受け止める側も常に批判し、自分なりに消化できる心構えが必要なのだと教えてくれる大人の教科書といえるのではないかと思います。


難易度 ★★☆☆☆
インパクト ★★★☆☆
泣ける度 ★☆☆☆☆
笑える度 ★★★★☆
怖い度 ★☆☆☆☆
考えさせられる度 ★★★☆☆
推定読了時間 3時間