夜のピクニック | バベルの図書館

夜のピクニック

恩田 陸
夜のピクニック

「ただ歩くだけの話が大人の心を揺さぶる。小説の可能性を見せた第二回本屋大賞受賞作」


第2回の本屋大賞が発表されたという事でさっそく結果を見てみたところ、受賞者は恩田さんでした。タイトルは「夜のピクニック」。私の中で恩田さんと言えば前回読んだQ&A で描いた不条理で薄気味悪い世界だったため、今回も夜中に肝試しにピクニックをしていた人達がわけが分からないうちにバタバタ死んでいく、みたいな話をちょっと想像していました。ですが本屋大賞は昨年が小川洋子さんの博士の愛した数式 と心温まる系だったため、そんなはずはないかな。。と思いながらとにかく読み始めました。


読後の感想は、「やられたよ、恩田さん、、」という感じでした。直球ど真ん中。溢れるノスタルジー。実家に帰って卒業アルバムを確認したくなる、そんな作品です。


これといったイベントも細工も無いのにこれだけしっかりと読ませてくれる。今後も恩田さんには目が離せないと思いました。


難易度 ★☆☆☆☆
インパクト ★★★☆☆
泣ける度 ★★★☆☆
笑える度 ★★☆☆☆
怖い度 ★☆☆☆☆
考えさせられる度 ★★★☆☆
推定読了時間 3-4時間