ボルヘス 伝奇集 | バベルの図書館

ボルヘス 伝奇集


J.L. ボルヘス, 鼓 直
伝奇集


「世界の真実に切り込むボルヘス流千夜一夜」


栄えある最初の作品は、ブログタイトル「バベルの図書館」が収録されているボルヘスの伝奇集です。


アルゼンチンを代表する現代作家ボルヘスの17の短編が収められ、彼の代表作といえるバベルの図書館や円環の廃墟なども含まれています。


上記の気難しそうなおじさんがボルヘスその人ですが、その顔に負けず作品もかなり気難しく少々とっつきにく面があるのも事実です。


ですが、ラテンアメリカ的でありながら古今のあらゆる題材 (哲学、宗教、寓話)を料理する手腕は緻密ですばらしく、何度も読み返すとその幻想的な世界に引き込まれる事は確実です。


時代の変化に影響されない碩学の力を堪能できる一冊と言えると思います。



難易度 ★★★★☆
インパクト ★★★★☆
泣ける度 ★☆☆☆☆
笑える度 ★☆☆☆☆
怖い度 ★★☆☆☆
考えさせられる度 ★★★★★
推定読了時間 10時間