KPOPペンサことファンサイン会について
日本ではあまり目にすることのないような、対面でアイドルと話している動画は誰もが見たことあると思います。私も最初は「これが韓国の地下アイドルの仕事なのか」と思っていました。いいえ違うんです。人気があれど対面でお話ができ、目の前でサインがもらえます。(事務所によりますが9割8分あります)現在で例えるならばKPOP界隈では知らない人はいないであろう、防弾少年団(BTS)もカムバをすればサイン会が開かれています。じゃあどうやって行くの?と。ここで疑問に思う方がいらっしゃると思います。まず基礎として、韓国ではデビューやカムバック(カムバと呼ばれているもの)をする度にCDアルバムを購入した人が参加できるイベントとしてサイン会が開かれています。大体はCDを出した日から2〜3週間ほどやっています。サイン会に参加するにはただCDを買えば良いわけじゃありません。韓国のアイドルは「コンカ(コンカペ)」と言われる公式ファンカフェ(韓国式のファンサイト)があります。そこにある公式案内にどこで、いつからいつまでに、どのCDを購入して応募してくださいと書いている記事が投稿されます。まずこの時点でコンカがわからない人はググってください…ここで指定される応募方法は、オンラインで世界中から応募できるもの、店舗に行って直接買わないといけない2択です。オンラインといえど韓国語が読めない限り応募はまず不可能だと思ってください。そこで「代行」を使います。代行は「サイン会 代行 ○○(好きなアイドルのグループ名)」で検索するとすぐに見つかります。行きたい日の代行が見つかればその代行に連絡を取り、CDを何枚買うか等の情報を送ります。簡単なようで簡単ではないのは、ただCDを買えば良いというわけではありません。韓国では「ボーダー制度」というものがあり、買った枚数が多い順に当選します。全てがそうというわけではありません。完全抽選のところもあります。(有名なのはホットラックス、アラジン等)そこは代行に「今回は枚数順ですか?完全抽選ですか?」と聞けば大体の代行は教えてくれると思います。じゃあボーダーってどれくらい?耳にタコができそうなくらい聞かれます。ここで知っておきたいのは、ボーダーは暗黙の了解で話してはいけないのです。サイン会の当選人数は基本的には100人程度。とても狭き門です。ここで○○枚で当選するよと教えてしまうと、じゃんけん前に私はグーを出すよ!と教えているようなものです。この人くらい、という甘い考えでボーダーを教えてしまい首を絞め、結果ボーダーが10枚から15枚、15枚から20枚と増えていきます。アホなことはやめましょう。どうやってボーダーを知ればいいの?よほどの阿呆に教えてもらうか、代行から買ってアドバイスをもらうことです。デビューとなるとボーダーを読むのが難しいのでアドバイスはしてもらえませんが…代行は基本、「最低でも○○枚は買ってください」と書いてくれています。そこで言われた通りの枚数を買い振り込みます。振込後、代行から「大体○○枚〜○○枚くらいがボーダーラインです。前回の当選は○○枚〜でした」という風に教えてもらえます。そこで買い足しをしたり、そのままの枚数で挑戦したり、高額すぎると泣く泣く諦めたり…どうするかは期限内に自分で決めます。ここで注意なのは、10枚で当選するサイン会に40枚買ったとしても振込後は返金できません。二度手間ですが、何も分からない人はとりあえず最低枚数を購入後にアドバイス通りに買い足し、代行に従うのが吉です。ギャンブルと同じような感覚で、いきなり跳ね上がったり、いきなり下がったりよくある話です。「前回10枚で当選した、今回20枚買ったのに落選した!!」なんていうことも普通にあります。「最低枚数50枚買ったのに、ボーダーが150枚って言われた!3倍なんて買えない!」なんていうことも普通にあります。大体は人気に比例するので、そこは噂話も耳に挟んでおくといいかと思います。マッペンと言われる最後のサイン会は特にボーダーが高くなる傾向にあるので、1回でも推しに会いたいんだ!1回でいい!と思っている方は平日や3回目以降のサイン会に参加するのが一番安パイだと思います。サイン会という狭き門に足を踏み込み、破産しないよう皆様気をつけてください。何事も用量、用法を守ってください。その他解決できないことがあればコメントにて受け付けています。次回はサイン会の沼についてお話しします^^