最高の肩こり腰痛解消法 カイロプラクティック 整体 治療で健康に! babapapaの明日の素-100405_220230.jpg



ベストセラーになった話題の本。読んでみました。

まずはこの本、ベストセラーとはいえ

内容はちょっと専門的。



難しい部分もけっこうありました。経済学を

少しかじった人でないとつまらないかもしれません。



ざっくり言うとIT業界を中心に無料のビジネスモデル

について書いてあります。例えばブログ。

このアメブロ、基本的には無料で使えます。



でもアメブロ内のいろんなサービスを見てみると

有料サービスがありますね。こういった有料サービス

をユーザーの約5%が使用すれば



収益がでる仕組みになっているそうです。

逆に言えば5%の有料ユーザーで全体のサービスを

成り立たせるには絶対的なユーザー数を確保



しなければいけません。FREEとは経済学でいう

「規模の経済」の先端モデルといえます。

「規模の経済」とは生産量の増大につれて平均費用が



減少する結果、利益率が高まる傾向をいいます。



「ペニーギャップ」もすごく勉強になりました。

「価格がゼロにおける需要は、価格が非常に低いときの

需要の数倍以上になる。」



で、このことに関する面白い実験。

研究チームが2種類のチョコを販売したそうです。

一つはスイスの高級チョコ一粒15セント。もう一方は




庶民派チョコの代表キスチョコ一粒1セント。

販売結果は73%が高級チョコを買い、27%がキスチョコ

を買いました。



次に、高級チョコを14セント、キスチョコを無料にして販売。

両者の価格差は変わっていません。

結果は・・・・



キスチョコを購入(無料でもらう)する人が69%に増加し逆転。

これがどういうことを表すかというと

「無料」が消費者の心理を惑わす引き金となり

商品価値を上げるということです。



「無料」をどう使いこなすか、ビジネスのヒントがたくさん

書いてあります。