自由と平等の国アメリカ。
日本で考えられているアメリカのイメージと
在米26年になる著者が語る実態はどうも
少し違うようです。GDP世界第一位のアメリカですが
そのうちわけは人口の5パーセントの人達が
アメリカの60パーセントの富を得ているとのこと。
ビジネスはその5パーセントの人達で行われ
アメリカはその5パーセントの人達の利益、利権の
ために政治等も動かされているとの主張です。
2006年の本なので、結局はそういった
一部の人達だけが得をするシステムが
去年のリーマン・ショックで清算されたということでしょうか。
現在は企業のCEOなどトップクラスの報酬に
上限を決めるルールを作る動きが活発化しています。
「超格差社会」がどう変わっていくのか
今後に注目ですね~。
