太宰治の小説にはどうしようもないダメ男がよく出てきます
が、この作品も例外ではなくダメ男が登場します。
まあいつの時代もこういう人間がいるってことでしょう・・・。
映画化と聞いていたので短編だとは思いませんでした。
1時間もあれば読めるくらい短いです。
男はどこまでも弱くて、女は強く、優しく、たくましい。
太宰治が女性に一番求めていたものは「母性」
ではなかろうか・・・。
わからなくもない、かな。
どっちかというと、映画のほうが気になって原作を読んだ
のですが、サイトを見てみるとなかなか豪華キャストですね。
しかもこれバッチリの適役です。みんなイメージにぴったり!
映画が原作を超えられないのは原作を読んだ人が
頭の中に描いたものとのギャップが出るからで
どうしても頭の中の、いってみれば妄想、には
どう頑張っても勝てないのは当然です。
でも今のところ私の妄想とのギャップはかなり小さく
ちょっと楽しみな映画です。
あれ、映画のレポートみたいになってる・・・。
