著者は日本コカ・コーラ会長。会長といってもまだ55歳ですから
現役バリバリですねー。魚谷さんはコカ・コーラ一筋というわけではなく
ライオンからキャリアをスタートさせ外資系企業を渡り歩いた
写真からも敏腕っぷりがうかがえます。
でもライオンに入社した当初はマーケティングのことなんてなんにも
知らなかったそうです。
手がけた主な仕事を基に書かれています。
サントリーのボスに追い上げられたジョージアの再生や
ウーロン茶全盛期に生み出したまったく新しいお茶「爽健美茶」
あえて容量を小さくした高級志向で生まれた「紅茶花伝」
などなどヒット商品にまつわるエピソードが面白い!
平均点を目指すのではなく差別化をはかり市場でのポジションを
明確にすること。これって会社や商品だけでなくて個人についても
言えますよね。一番の「売り」はなんですかってこと。
ポジションを確立しすばやくナンバーワンの地位を獲得したら
簡単には順位は変えられないという法則。
そのもっともわかりやすい例が
「コカ・コーラ」ですね。コーラ市場、いや炭酸飲料市場、いやいや
すべてのノンアルコール飲料市場でナンバーワンのドリンクです。
誕生以来。私も完全にコカ・コーラ中毒です(笑)
マーケティングにおいて売り手と買い手の意識の差は重要みたいです。
「情報の非対称性」とも関連するかもしれないけど
売り手が「こんなの買いたくなるでしょ」といくら宣伝しても
買い手が「こんなの欲しくなる」という宣伝をされなければ
単なる売り手の自己満足に終わってしまうということでしょうか・・・。
勉強になりました!
あ~、コーラ飲みたい!
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