私も時々利用するBEAMS。ベーシックなものから新しいアイデアのもの
までいろんなものが置いてあるから買い物に出かけると
なんだかんだで寄ってしまいますよね。
設楽洋社長の考えをベースにBEAMSというショップの
人気の秘密に迫った本です。
BEAMSは6.5坪の小さなショップとして
始まったときから「常にミーハーであり続ける」団体らしい。
世の中のトレンドが最も早く現象化するもの=ファッション
すごいスピードで変化し続ける現代において
「常にミーハーであり続ける」ことは難しい事かもしれません。
先進的すぎる物に手を出す人は限られているし
対応が遅れ人々から飽きられた物をショップに置いておけば
ショップのイメージや価値が下がる。
かといってベーシックな物ばかりを揃えれば
「つまらない」ショップになる。
時代を読むってすごい難しいですね。
時代の半歩先を行き続けることにBEAMSの「らしさ」
があるようです。
近年の店舗拡大に伴い「らしさ」が失われつつあった
など著者の率直な意見もありただBEAMSの戦略をほめる
だけのものではありません。
様々な企業とのコラボやTシャツ専門店
家具、音楽など
単なる洋服屋さんの枠にとどまらず多面的に展開し
続けるBEAMS。同じ客層をターゲットにしているセレクトショップは
いくつもあるけどここまでいろんな顔をもっているショップはやはり
BEAMSだけかもしれません。
なにこれ面白そう!って物が行くといつもある気がしますね。
設楽社長いわく「BEAMSがBEAMSであり続けるためには原宿駅で
降りてどのショップの行こうか考えた時、いつも4,5番目に
必ず入ってくるところ」であることを目安としているそうだ。
う~ん・・・。確かに4,5番目に行ってる気がする・・・。
最近BEAMSには少し関心が薄れていたんですが
やっぱりファンですね^^
