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経営者とか政治家さんとかに読まれている(らしい)




超有名な古典。






ん~難しかった!というのも外国の本を読んだときに



よく感じる、日本語訳の不自然さに



「???」



という文章が多かったのです。単に私の読解力が




ないだけかもしれません。






だけどそんななかにも500年前に書いたとは思えない




くらい現代に通じる金言がたっぷり。




リーダーになる人や会社を作る人だけでなく




人とのコミュニケーションのとりかたや




どういった心構えで毎日を生きるか




など人生の真理が書かれています。







心にピンと来た言葉をいくつか。






「運命は人生の半分をきめるがあとの半分は人間にゆだねる」


「人は、慎重であるよりは果断に進むほうがよい。」


「愛されるより、恐れられるほうが安全だ。」


「けちの評判を恐れるな。大事業はけちの手によってなされる。」


「決断を撤回するな。」


「時代や状況の変化に応じて、方法を変えよ。」



「冷酷だという評判を気にかけるな。」








ほかにもいろいろありますがどの言葉にも



多様な解釈の仕方があると思います。



「冷酷だという評判を気にかけるな」



も、そのままとればひどい人間のように見えますが




本では、一国の君主たるもの時に一部の人間を犠牲にする



冷酷な決断をできないようでは国民全体を傷つけ国を



滅ぼすというように書いてあります。



そして自分の力を示すためにも必要に応じて



残酷にならなければいけないらしいです。








嫌われ者になるくらいの覚悟をもたなければ




人の上には立てないんですねぇ。





もっと成長してから読んだら



また違うものが見えてくるかもしれません。