| 日本人の平均寿命6年ぶりマイナス |
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日本人の2005年の平均寿命は男性が78・53歳、女性が85・49歳で、男女とも前年比で6年ぶりのマイナスとなったことが25日、厚生労働省の簡易生命表で明らかになった。インフルエンザの流行による死者数の増加が原因。 国際比較では、女性は21年連続で長寿世界一を守ったものの、男性は前年の2位から4位に下がり、32年ぶりに上位3位から外れた。女性の2位は香港、3位はスペイン、男性の1~3位は香港、アイスランド、スイスの順。 厚労省は「(インフルエンザという)特殊要因による順位の変動はあったが、平均寿命が延びている傾向に変わりはない」としている。 男女とも過去最高を記録した04年からのマイナス幅は、男性が0・11歳、女性が0・10歳。男女差は6・96歳で、04年に比べ0・01歳広がった。 05年生まれの人が将来、死亡する原因となる可能性があるのは男女ともがんがトップ。心臓病、脳卒中を加えた三大死因による将来の死亡確率は男性が56・3%、女性が54・2%で、三大死因を克服したと仮定した場合、平均寿命は男性が8・49歳延びて87・02歳に、女性が7・68歳延びて93・17歳になると見込んでいる。 このほか05年生まれの人が将来どのくらい生きるかを試算したところ、男性では65歳まで生きる人の割合が85・6%、80歳までが55・0%。女性では65歳まで生きる人が93・1%、80歳までは76・8%だった。 日本人の平均寿命は厚労省が統計を取り始めた1947年以来延び続け、女性は60年、男性は71年に古希(70歳)を上回った。平成になってから、男女ともに前年を下回ったのは阪神大震災が起きた95年と、今回同様にインフルエンザが流行した99年だけとなっている。 |
- エドワード ハウエル, Edward Howell, 川喜田 昭雄, 瀬野川 知子
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