世界一王監督胴上げ…その瞬間56%


昨年の野球界において、日本ではゴタゴタがあり、さえませんでしたね。


しかし、本質的には、視聴者の心がつかめていなかっただけなのかもしれません、


「人が感動を覚える」


その行為はみな共通しているのでしょう。


この原点を忘れずに、日本のでのゲームに


活気が戻ってくることを祈るばかりです。


王監督おめでとうございます。



鈴木 洋史
百年目の帰郷―王貞治と父・仕福
王 貞治
王貞治―回想

2006年03月23日10時02分  

日本テレビ系で21日に放送された「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」決勝の日本-キューバ
戦の視聴率が22日、ビデオリサーチから発表され平均43・4%(関東、関西40・3%)を記録。


瞬間最高は王貞治監督が胴上げされた場面の56・0%(午後2時58分)だった。
同局の野球番組で歴代最高で、巨人戦の視聴率低迷に悩んできた同局は、公式戦開幕を目前に控え


「風というより嵐が吹いた」と喜んでいる。



 日本が世界一の栄冠を勝ち取ったWBC決勝戦の視聴率は、現行調査法となった77年以後、プロ野球番組史上3位となる平均43・4%を記録。巨人の公式戦や日本シリーズなど、多くの試合を放送してきた日本テレビの野球番組で過去最高となった。




 試合は日本時間午前11時17分に始まり35・1%。1回表の攻撃、今江のタイムリーなどで日本が4得点し、初回で44・2%(午前11時42分)と大台を超えた。  試合は日本優位のまま中盤まで進み、視聴率も40%台を推移。8回裏、日本が1点差に迫られると、48・7%(午後2時1分)に上昇。9回表、イチローのタイムリーなどで日本が再びキューバを突き放すと、52・9%(午後2時22分)をマークした。興奮が最高潮に達したのは試合終了の瞬間。大塚が最後の打者を三振に仕留め、午後2時58分に56・0%。飛び出した選手がマウンド付近に集まり、王監督が宙に舞ったシーンだった。4時間半にも及ぶ放送時間全体の占拠率は72・7%にも上り、テレビを見ている10世帯中7世帯以上が王ジャパンの勇姿にくぎ付けとなった。  昨年は巨人戦年間平均視聴率が10・2%と過去最低を記録。今年も年間69試合の巨人戦を中継予定の日本テレビ幹部は「(追い)風、いや嵐が吹いた! 日本プロ野球のレベルの高さ、野球というスポーツが持つ素晴らしさを皆さまに実感していただいたと確信している」と声を弾ませた。社員ら同局関係者に金一封が配られることになった。