横井庄一 さん

横井 庄一(よこい しょういち)

1915年3月31日生まれ、
1997年9月22日、82歳没。

愛知県海部郡佐織村(現在の愛西市)生まれの大日本帝国陸軍軍人(陸軍軍曹)、評論家。

大東亜戦争終結から28年目、
アメリカ領グアム島で地元の猟師に発見された 残留日本兵 として知られる。

グアム派遣から約28年後の1972年1月24日の夕暮れ時、
エビやウナギをとるために罠をしかけに行ったところ、
鹿の猟をしていた現地住民たちに取り囲まれ、確保された。

1972年2月2日、横井は満57歳で日本に帰還し、
28年間に及ぶジャングル生活が終了した。
 1964年の台風により亡くなったとされる2人の部下の遺骨も横井帰国の際に一緒に帰国している。

軍事教育を受け育った横井は、
「生きて本土へは戻らぬ決意」
で出かけた記憶がしっかりとあった。
このため帰国の際、羽田空港で空港に出迎えに来た斎藤邦吉厚生大臣に、
「何かのお役に立つと思って恥をしのんで帰って参りました」、
「グアム島敗戦の状況をつぶさにみなさんに知ってもらいたくて恥ずかしいけれども帰って参りました」
と伝えた。
またその後の記者会見では
「恥ずかしながら生きながらえておりましたけども」
と発言した。
これらの言葉をとらえて
「恥ずかしながら帰って参りました」
がその年の流行語となった。

1972年、サンケイ新聞・フジテレビ特別取材班著 『陸軍伍長横井庄一 その28年間のグアム島生活』 (サンケイ新聞社出版局)



1974年2月25日、初の著書 『明日への道 : 全報告グアム島孤独の28年』(文藝春秋)を出版し、ベストセラーとなった。



1982年、7人の美女と共に様々なサバイバルを繰り広げるバラエティ番組『ザ・サバイバル』(テレビ朝日系列)が始まり、
人気を博した(横井は1984年まで出演)。

1984年、著書 『横井庄一のサバイバル極意書/もっと困れ!』 小学館



晩年は、ヘルニアや、
1985年、胃がんの手術を受ける。

1991年、春の園遊会に招待され、当時の天皇と皇后からお言葉を賜った。

1997年9月22日、心臓発作を起こし死去。
満82歳没。

TBS NEWS DIG Powered by JNN さんが 2021/08/11 に公開
終戦知らずに28年・・・ 残留日本兵・横井庄一さんの記憶つなぐ主婦

https://youtu.be/xWIibp8_ipI

朝日新聞デジタル さんが 2018/07/26 に公開
語り継ぐ戦争 グアム潜伏28年の故横井庄一さんと結婚 横井美保子さん

https://youtu.be/IRctzE8aAdI

645sh505 さんが 2010/06/18に公開
戦場のメリークリスマス/ああ最後の日本兵、横井庄一さん
解説:坂本龍一

http://youtu.be/WrO_ChNSgzU

横井庄一記念館

特別番組 償いのない歳月 ~横井庄一さんの28年~ NHK放送史

横井庄一さん グアム島から帰国 NHK放送史

目撃!にっぽん 遺された声~横井庄一の”戦争”~ NHK総合(2021年11月14日初放送)

ザ!世界仰天ニュース 終戦から28年後にグアムで発見!日本兵横井庄一に迫る 日本テレビ(2014年8月13日初放送)



ありがとうございました。



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