志賀直哉 さん

志賀 直哉(しが なおや)

1883年2月20日生まれ、
1971年10月21日、満88歳没。

宮城県牡鹿郡石巻町(現・石巻市住吉町)生まれ、東京府育ちの小説家。

明治から昭和にかけて活躍した 白樺派 を代表する小説家のひとり。

小説の神様」と称せられ多くの日本人作家に影響を与えた。

代表作:
 1910年、『網走まで』
 1912年、『大津順吉』
 1913年、『清兵衛と瓢箪』
 1917年、『城の崎にて』
 1917年、短編小説 『赤西蠣太』
 1917年、『和解』
 1920年、『小僧の神様』
 1921年~1937年、長編小説 『暗夜行路』
 1946年、『灰色の月』

1917年9月、『新小説』に発表、短編小説 『赤西蠣太』
 初出時の題名は 『赤西蠣太の恋』
 翌1918年1月、『夜の光』に収録する際に 『赤西蠣太』 と改題。
 伊達騒動を下敷きにしている。
 1936年、片岡千恵蔵プロダクションにより同名で映画化された。
 1958年、1961年、1968年、1999年の4度テレビドラマ化されている。
  特に1999年のドラマは、映画版の脚本を用いて市川崑が監督をつとめた。

1936年6月18日公開、映画 『赤西蠣太』
 監督・脚本:伊丹万作
 原作:志賀直哉 『赤西蠣太』(片岡千恵蔵プロダクション)

 音楽:高橋半
 出演:片岡千恵蔵、毛利峯子、原健作、上山草人、瀬川路三郎、林誠之助滝沢静子、芝田新、葛木香一、鳥居正、梅村蓉子、志村喬、川崎猛夫、関操、東栄子、杉山昌三九、上山草人
 志阪東国太郎賀直哉の短編小説を原作に、
 伊達騒動を背景に醜男の武士の恋を描いたこの作品は、
 作者の志賀本人も大絶賛し、
 キネマ旬報ベスト・テン第5位になるなど高い評価を受けた。
 伊丹にとっても『國士無双』と並ぶ代表作となった。





あのときTVは さんが 2019/09/19に公開
赤西蠣太(あかにしかきた)
https://youtu.be/m_fRODt1J1A


1921年~1937年、志賀直哉唯一の長編小説 『暗夜行路』
 雑誌「改造」に、
 1921年1月号から8月号まで前編、
 1922年1月号から1937年4月号まで断続的に後編を発表。
 近代日本文学の代表作の一つで、
 小説家の大岡昇平は「近代文学の最高峰である」と讃えている。



1959年9月20日公開、文芸ドラマ映画 『暗夜行路』(東京映画製作、東宝配給)
 監督:豊田四郎
 原作:志賀直哉の長編小説 『暗夜行路』
 脚本:八住利雄
 音楽:芥川也寸志
 出演:池部良、山本富士子、淡島千景、千秋実、文野朋子、中村伸郎、荒木道子、長岡輝子、仲谷昇、北村和夫、杉村春子、汐見洋、三津田健、賀原夏子、市原悦子、小池朝雄、杉裕之、仲代達矢、加藤治子、南美江、矢吹壽子、田代信子、守田比呂也、加藤武、若宮忠三郎、岸田今日子、本山可久子
 映画 暗夜行路 (1959) allcinema

1949年、文化勲章を受章。

1971年10月21日午前11時58分、肺炎と老衰により関東中央病院で死去。
満88歳没。



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